彼女とカメラと彼女の季節(1) モーニング KC の感想

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参照データ

タイトル彼女とカメラと彼女の季節(1) モーニング KC
発売日2012-12-14
製作者月子
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

高校3年生の『あかり』は、高校生活の友人関係に息苦しさを感じていたようですが、3年生になってから同じクラスになった『ユキ』の、他の人には無い雰囲気に魅かれて行きます。

それまで接点の無かった二人ですが、ユキの趣味としているカメラを通して、二人の距離は急速に近づきます。
孤高の人というイメージのあったユキですが、あかりの前では自然な笑顔を見せるようになり、あかりはユキの新しい一面を見るたびに、彼女への想いを募らせていきます。
そこへ『凛太郎』の存在が入ってきます。

凛太郎はユキと幼馴染で、あかりに惚れているようです。
彼のモーションにあかりはイラついてばりでしたが、徐々に彼の人柄の良さも見えてきます。
しかしあかりは凛太郎とユキの間に、立ち入れない何かを感じたようです。

あかりの想いは一途ですが、ユキは捉えどころがなく、二人にどんな結末が待っているのか予想できません。
凛太郎の存在もあるので、尚更です。

絵は見やすく、あかりの豊かで浮き沈みの激しい感情表現が、見事に表現されいると思います。
これから主要キャラそれぞれの想いはドコに向かっていくのか、特に高校3年で進路の問題もあり、ユキとの別れも近づいてくるので、残された時間でどんな結末になるのかたいへん気になります。

ジャンル的には百合と言って良いでしょう。
凛太郎という男子の存在がありますが、彼は嫌みの無いキャラなので私は好感を持っています。
あかりとユキのイチャイチャシーンもありますが、二人の気持ちにまだズレがあるように感じたので、百合作品のファンの方はこの1巻ではヤキモキするかもしれません。
店頭で読むまでノーチェックの作品でしたが、読んでみて良作だと思ったので、即購入しました。
ハラハラしながら百合展開を望む方、是非一読を。

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