I Feel Bad About My Neck: And Other Thoughts On Being a Woman の感想
参照データ
タイトル | I Feel Bad About My Neck: And Other Thoughts On Being a Woman |
発売日 | 2008-04-08 |
製作者 | Nora Ephron |
販売元 | Vintage |
JANコード | 9780307276827 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Random House |
購入者の感想
エイジングについての随想をまとめたものかと思いきや、それだけにとどまらないエピソードが色々と語られています。
どちらかというと、筆者のいろいろ回顧録という雰囲気でした。
バッグの中身についてのズボラ話や、JFKとのこぼれ話(!)など、エイジングとは離れた話題も面白いです。
エイジングに関する筆者の話はどれも自虐的なユーモアに満ちていて、
「老眼で薬瓶の注意書きが読めないせいで、体を壊すかも」
「ビキニをもっと着なかったことが悔やまれる。これを読んだ人はすぐさまビキニを着て」
みたいな、笑える愚痴が楽しい。
そして最終エピソードでは、老いるということ、死ぬということについて、悲しくも明るく筆者の思いがつづられます。
ここまでカラッと読めていたのに、すっと死の世界に引きずり込まれ、時には涙しながら読みました。
「年をとるのは素敵なことよ」という世間の風潮に対し、「いや、ホント年をとるのってろくでもないわ」と愚痴りながらも、明るく生きていく姿勢が楽しい本でした。
筆者は60代ですが、読者はどの年代の方でも楽しく読めると思います。
どちらかというと、筆者のいろいろ回顧録という雰囲気でした。
バッグの中身についてのズボラ話や、JFKとのこぼれ話(!)など、エイジングとは離れた話題も面白いです。
エイジングに関する筆者の話はどれも自虐的なユーモアに満ちていて、
「老眼で薬瓶の注意書きが読めないせいで、体を壊すかも」
「ビキニをもっと着なかったことが悔やまれる。これを読んだ人はすぐさまビキニを着て」
みたいな、笑える愚痴が楽しい。
そして最終エピソードでは、老いるということ、死ぬということについて、悲しくも明るく筆者の思いがつづられます。
ここまでカラッと読めていたのに、すっと死の世界に引きずり込まれ、時には涙しながら読みました。
「年をとるのは素敵なことよ」という世間の風潮に対し、「いや、ホント年をとるのってろくでもないわ」と愚痴りながらも、明るく生きていく姿勢が楽しい本でした。
筆者は60代ですが、読者はどの年代の方でも楽しく読めると思います。
年取るって賢くなることだし、いろんなことに寛容になるし、素晴らしい!という考えはうそっぱちよっ!とはっきり正直に言ってくれるのがスカッとします。そうです。やっぱり女はばばあになっても、見た目を気にするし、あー、私って普通じゃん、と本当に共感できます。ちなみに題は、要するに、首のシワが気になっちゃって・・・という意味です。