生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868) の感想

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参照データ

タイトル生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
発売日販売日未定
製作者西原 理恵子
販売元文藝春秋
JANコード9784166608683
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

西原嫌いなのよ~。でも言ってることは的確。血迷ったか、テロ、目を覚ませ、などなど一言で的確な表現。優しく「わかるわ~」と言って欲しい人には不向き。どうしたらよいかがずばっと書いてます。加齢を自覚することは生きる上で大切。あと稼いでるからね~この人。だからこその思いつきもある。

一気に読んでしまいました。西原氏の他の著書も読んでみようかな。

サイバラは本当に大好きな作家です。
作家サイバラの意図するとおりに、笑わされ、泣かされ、もう完全にサイバラお釈迦様の掌の中状態(笑)。
それがこっちには気持ちよいので、もう何も言うことはないのですが、この本を読んでサイバラを「師匠!」と呼びたくなりました(笑)。

サイバラは相談に対してしばしばまっすぐ答えない。
「同僚が小銭を借りて返してくれない」という相談に対して「そんなつまらないことにイライラしちゃうあなたは、仕事が辛いんじゃない?」と涼やかに鋭く切り返す。

世の中には「与えられた問題に対して解答する」ことが得意な人はいっぱいいて、そういう人がこういう相談を受けると「催促のしかたを工夫する」とかのアドバイスになりがちです。せいぜいが「もう貸すな」という程度で終るわけで、なんにも面白くないし、たぶん何も解決しない。

短い相談文の中から「問題の本質」を発見し、「問題を設定し直し」て、それが正鵠を射ているのには本当に感心しました。

「悩んでいる人」というのは、「悩み方」からしてそもそも間違っていることが多い。

サイバラはその「悩み方」をいっぺん解体して再構築しています。
その結果、説得力があり、かつ実行可能な解決策が提示されているのです。う〜む、ちょっとした名人芸です。

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