歴史が面白くなる 東大のディープな日本史2 の感想

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参照データ

タイトル歴史が面白くなる 東大のディープな日本史2
発売日販売日未定
製作者相澤 理
販売元中経出版
JANコード9784806145790
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

本書は、前作歴史が面白くなる 東大のディープな日本史の、まさに続編として書かれています。読者の反応から、日本史の正統からやや離れて遊び心のある問題を扱った、としていますが、ますます正統の日本史を深堀りする作品となっていると思います。

本書より先に出た東大の入試問題を題材にしている2008佐々木哲東大入試で遊ぶ教養 日本史編と共通して扱っている問題は、まえがき、あとがきを含めて、22問中、前作では5問、本作でも20問中5問でした。佐々木の23問中10問が重なっています。誰にとっても面白い問題はやや重なるようです。ところで、これらに刺激されたか、NHKさかのぼり日本史でも古代や鎌倉時代の外交を扱って面白かったです。朝日新聞でも日本史世界史の入試問題に回答することで歴史を考える記事の連載が行われています。高校までの教育と大学での研究と社会人の歴史観の醸成が相互に連関することはいいことだと思います。

本書では著者は東大の受験準備についても以下のように述べています。

「「東大日本史」で問われる内容も教科書にきちんと書かれています。…問題の〈読み〉も同様(受験生が気づけるか)です。その意味で、「東大日本史」には〈読解力〉が必須だと言えるでしょう。」

「東大入試の本質は〈暗記〉である」(p5)、

「考える前に覚えろよ」(p6)、

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