大学入試 横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本 記述問題の解法編 の感想

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参照データ

タイトル大学入試 横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本 記述問題の解法編
発売日販売日未定
製作者横山雅彦
販売元KADOKAWA/中経出版
JANコード9784046008183
カテゴリジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 英語

購入者の感想

ワラントを養うのが無理だの説明が雑いだの言っている輩がいますが、この本は日本英語教育界における最も素晴らしい名著だと思います。
ワラントを養うといっても専門レベルまで書いていません。一般教養レベルです。ワラントで解く、ということに対して反論している不勉強な人もいますが、著者は一度もワラントで解くなどいっていません。むしろその逆を言っています。背景を知っていても必ず文章を読んでからとけと。そんな人がやれこの本は悪書だとか、やれこういう書き方は難関大は嫌うだとか、はっきりいって自分の不勉強さを棚に上げて批判するなんておこがましいのにも程があります。この著者の本をまともにやんでいませんねこの人は。
また説明が雑いというのもこの前作をきちんとこなしていないからそういう風に感じ取るのでしょう。私は前作をやり込んだので疑問に思うところはありませんでした。

1.本書の内容

新たなロジカルトリロジーの完結編。

地上最強のロジカルリーディングの名にふさわしい難易度を誇る長文読解問題が、丁寧な解説とともに掲載されている。

国公立二次や慶應文学部の過去問を素材にして、和訳や要約の方法論を徹底的に学べる、希少な本である。

採用されている問題についていえば、要約問題は、かつての実況中継シリーズに掲載されていた問題が再び使われているものの、それ以外は2000年以降の過去問ばかりが扱われている。

横山先生が東進ハイスクールで国立対策講義を担当されるようになってから、先生はスキルアップされた。実況中継シリーズと比較して、深化したノウハウが存分に公開されている。

ただし、扱われている英文のテーマは、人文社会科学に偏っているので、医系英文を出す医学部の対策などには直結しない。

2.注意点

前2作を何度も何度も読み込んで基本原則を徹底理解した上で、掲載されている英文を繰り返し音読し、特に記憶しようとしていなくても、英文をすべて記憶してスラスラと暗唱できるくらいまでに基礎力を仕上げて、はじめて本書に取り組める。

上記のような基本の徹底を行わずに、本書に取り組んでも、難易度の高さについていけずに挫折し、駄本と決めつけることになる。

GMARCHはもとより、早慶上智入試レベルの英文でもスラスラと読めるようになってからではないと、本書を使いこなすのは厳しいのではないか。その意味で本書を使える受験生は少ない。

ここまで難易度の高い問題を集めた本はあまりないので、東大・京大・一橋をはじめとする難関国公立大学を志望する者にとっては、貴重な演習の場として使える。

本書にも記載されている通り、新三部作をマスターできれば、まさに地上最強の大学受験生に近づけると思う。

ロジカルリーディングはあまり気にせずともここまでのレベルの問題で詳しく解説してある参考書は数少ないので最難関国公立志望の学生には利用価値があるでしょう。
ロジカルリーディングの解説についてはその名前から変なテクニックと誤解されがちですがよくよく考えれば普通の読解なので理解できない事はないです(つまり前作をやる必要はない)。
背景知識の解説についてはかなり偏った思想で危ないとの意見がネットにありますが、受験レベルではおよそ問題にならないと思われます。どうしても気に入らなければ飛ばしても良いでしょう。
まとめると
背景知識の解説を抜きにしても要約など記述特有の設問に関する詳しいアプローチまた論理的な読解法について書かれているので、そこを書店で読んでみて購入を検討されると良いと思います。

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