10年メシが食える漫画家入門 悪魔の脚本 魔法のデッサン (アフタヌーン新書 9) の感想

探したけれど、、、本屋さんには置かれていなくて初amazon購入です。

漫画家入門・・・ということでこれは初めてGペンを持つような人ではなく、プロを目指す人のための本です。
読者の立場で話を作る事、売れる物とそうでない物、ファンタジーのリアリティ等、描きたい事をただ描くのではないプロ向きの方法論が前半。

編集者との付き合い方や雑誌ごとの傾向と対策が中盤。

後半はひたすら楕円パースを応用したパースの話です。人物はもちろんですが、球体であるボールの回転や雲にまでパースがつくとは・・・よく考えるとそうなのですが私は気づいていませんでした。

この手の技術書は読む人がどの程度の技量であるかに評価は左右されると思いますが、普遍的基本技術がコンパクトにまとめられており、値段も安く、私にはお得度抜群でした。
ニ、三本マンガを描いた人にジャストフィットするのではないでしょうか。