人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方- (講談社+α新書) の感想

装丁だけみるとビジネス書のようだけど、中身は100％漫画の技術書です。
全５章に渡って魅力的なキャラの作りかたのコツや、発想の起点になる技が綴られています。

堅い文章ではなく、小池先生のおもしろ小話などを交えながら(小話といっても決して解説の内容から逸脱したものではありません、非常に参考になるものです)の非常に読みやすい本です。

小池先生の過去作で実際にどんなふうにキャラを立てたか実例がたくさん出てきますので、これもまた参考になります。

本気で創作者になりたいなら、本中に書かれた通に毎日練習しましょう。
何が足りなくて物語やキャラクターがツマラナイのかが見えて来ます。
疑うなら、本でなく著者のワークショップに参加して講義を聴きましょう。
高いお金を払えないなら、この本読んで実践するだけ。
それが一番、お金も費用も掛からないのですから。