ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトルONE PIECE 71 (ジャンプコミックス)
発売日2013-08-02
製作者尾田 栄一郎
販売元集英社
JANコード9784088707815
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

週刊という超過酷な連載で、何十巻も続く大ヒット大河ストーリーを進める偉業は
むろんわかっていますし、本当に読み続けているのかどうか疑問に思うような、
「久しぶりに最近の巻だけ買ったらつまらなかった」で文句を言っているような
手合いは、どの作品であってもウンザリすることが多いのですが・・

しかし、ことワンピースに至っては、雑誌と単行本双方でずっと読み続けている私も、
好き嫌いではなく、「きわめて基本的なネームの構成」や「シナリオ進行」が、
以前よりも「読みやすさ」「わかりやすさ」という基礎的な部分で劣ってきているように思えます。

さすがに最近は、ストーリーの善し悪しとか、個人的主観による面白さ云々以前に、
と「本当に漫画の基礎的な構成」の部分で悪くなってきているようにしか思えません。
単純に「読みづらくなっている」のです。

これは編集さんなどが、もうちょっとチェックして指摘と打ち合わせで改善すべきなのでは?という気がします。

他の方も指摘していますが、その原因として、ネーム(セリフ)を画面に詰め込みすぎ、
画面がゴチャゴチャしすぎであるのと、ストーリーの視点を分岐させすぎ、
シーンを細分化させすぎに思えます。セリフもシーンも取捨選択、重要度の
低い情報の整理をすべきに見えます。

むろん、大河ストーリーになってくると、同時に複数の場所で、
事件が進行していく流れは不可癖です。しかし、同時に5個も6個もの場所での事件を、
ちょくちょく視点を切り替えながら同時中継、というのは、猛烈に読みづらいです。

また、さらに読みにくさを助長しているのが、それぞれのシーンごとに
主視点(語り部)になるキャラクターが定まっていないことです。

最近のワンピースの場合、シーンが変わるたびに、以前その場所にいたキャラが
いなくなったり、同じ場所でも別のキャラがメインになって旗振りを始めるので、
それが以前のシーンの続きであることがわかりにくくなってしまいます。

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