霊媒師いずな Ascension 8 (ヤングジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 霊媒師いずな Ascension 8 (ヤングジャンプコミックス) |
発売日 | 2014-10-17 |
製作者 | 岡野 剛 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088900162 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
90年代の週刊少年ジャンプを支えた学園(バトル?)ホラー漫画、「地獄先生ぬ~べ~」。
その作中に登場するキャラクターと同姓同名、同じ容姿の美少女霊媒師・葉月いずなが、怪異に苦しむ人々を救っていくという物語の今タイトルですが、これまで「ぬ~べ~」との繋がりがハッキリしておらず、同じ「ぬ~べ~
」のキャラである玉藻も登場する反面、同名の妖怪が異なる設定で現れる等、世界観を共有しているとも、そうでないとも取れる内容でした。
しかし前巻にてとうとう前作の主役である、鵺野鳴介本人が登場。この作品が「ぬ~べ~」の文庫本10巻(アニメだと最終回)に登場したパラレルワールドの一つ(または、良く似た世界?)を舞台にしている事が判明しました。
「ぬ~べ~」のエピソードにおいては、強力な敵と戦ったぬ~べ~が、その際負った傷により再起不能となったと語られていましたが、この「いずな Ascention 」でいずながその事件に関係していた事、そしてそれこそが、今の彼女の生き方を決定した出来事であったと明かされます。
そして彼女が人間を過去に飛ばす妖怪・チャブクロ(「ぬ~べ~」の設定で登場。)と遭遇し、運命を変える為に奔走ー。その結末まで収められたのが7巻・及びこの8巻になります。
そもそもこの「いずな」シリーズは「ぬ~べ~」とはまた違った切り口の作品であり、現在連載中の「ぬ~べ~neo」の存在もある事から、純粋な「ぬ~べ~」の続編ではありません。
しかし当時のぬ~べ~読者に衝撃を与えたであろう、「ヒーローがボロボロになり、立ち上がれなくなってしまった絶望的な世界。」に、今のヒーローが立ち向かうという設定は中々アツいものがあり、また自身を救いに来たいずなに対しぬ~べ~が見せた、自身の生徒達に対するものとはまた違う、彼女が少し大人になった事を認める様な接し方等、当時の読者にこそ読んでほしい要素が詰まったエピソードと言えるでしょう。
また今シリーズに登場する呪殺師・千佳羅を主役としたエピソードも収録されており、単なる悪役等ではない彼女の新たな一面を見る事ができる等、「いずな」ファンにとっても嬉しい巻だと思います。
その作中に登場するキャラクターと同姓同名、同じ容姿の美少女霊媒師・葉月いずなが、怪異に苦しむ人々を救っていくという物語の今タイトルですが、これまで「ぬ~べ~」との繋がりがハッキリしておらず、同じ「ぬ~べ~
」のキャラである玉藻も登場する反面、同名の妖怪が異なる設定で現れる等、世界観を共有しているとも、そうでないとも取れる内容でした。
しかし前巻にてとうとう前作の主役である、鵺野鳴介本人が登場。この作品が「ぬ~べ~」の文庫本10巻(アニメだと最終回)に登場したパラレルワールドの一つ(または、良く似た世界?)を舞台にしている事が判明しました。
「ぬ~べ~」のエピソードにおいては、強力な敵と戦ったぬ~べ~が、その際負った傷により再起不能となったと語られていましたが、この「いずな Ascention 」でいずながその事件に関係していた事、そしてそれこそが、今の彼女の生き方を決定した出来事であったと明かされます。
そして彼女が人間を過去に飛ばす妖怪・チャブクロ(「ぬ~べ~」の設定で登場。)と遭遇し、運命を変える為に奔走ー。その結末まで収められたのが7巻・及びこの8巻になります。
そもそもこの「いずな」シリーズは「ぬ~べ~」とはまた違った切り口の作品であり、現在連載中の「ぬ~べ~neo」の存在もある事から、純粋な「ぬ~べ~」の続編ではありません。
しかし当時のぬ~べ~読者に衝撃を与えたであろう、「ヒーローがボロボロになり、立ち上がれなくなってしまった絶望的な世界。」に、今のヒーローが立ち向かうという設定は中々アツいものがあり、また自身を救いに来たいずなに対しぬ~べ~が見せた、自身の生徒達に対するものとはまた違う、彼女が少し大人になった事を認める様な接し方等、当時の読者にこそ読んでほしい要素が詰まったエピソードと言えるでしょう。
また今シリーズに登場する呪殺師・千佳羅を主役としたエピソードも収録されており、単なる悪役等ではない彼女の新たな一面を見る事ができる等、「いずな」ファンにとっても嬉しい巻だと思います。