茅田砂胡 全仕事1993-2013 (C・NOVELSファンタジア) の感想
参照データ
タイトル | 茅田砂胡 全仕事1993-2013 (C・NOVELSファンタジア) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 茅田 砂胡 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784125012728 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
この本と出会ったのも、やはり運命というほかはないでしょう。
意識してこの方の連作を追うことはやめてしまっているので。
所用で入った書店で背表紙がふと目に止まり、記念に買いました。
まさか、もう一度、デルフィニアの世界に戻れるなんて知らずに・・・
桐原家、もものき、レディ・ガンナーの書き下ろしもありますが、書き下ろし小説500Pのうち、デルフィが370Pくらい占めています。
そのデルフィニアについてだけ。
そう、タイトルは、「紅蓮の夢」
懐かしい・・・
これは、ご存じの方はご存じでしょう。
茅田さんがン十年前に出された同人誌のタイトルです。
あの頃、私はまだ小学生でした。
狭いようで広い世界の中で、茅田さんはすでにデルフィニアの世界観をもって、多くの読者を魅了していました。
数多の才能ある方たちが巣立っていったけれど、茅田さんは文筆家としてその中でも最大級の成功を収めた方といえるのではないでしょうか。
デルフィニアの変遷を目の当たりにでき、魅力的なキャラと国とさまざまなパラレルワールドを味わえた自分は、とても幸運だったと思っています。
そんな旅の終着が、いま、ここにあります。
デルフィニア戦記の幕を完全に下ろす、まさに終幕のエピソード。
デルフィニア本編のラストを読んで、満足して本を閉じた方も、心のどこかで、また彼らに会いたいという気持ちを捨て去ることはできないでしょう。
その願いにこたえるように、時間をまきもどしての外伝や、本編後の時間の流れの中でのささやかな外伝はありました。
しかし、ここまでの、世界を揺さぶるような後日譚を望むか望むざるかと問われれば・・・
難しい。
賛否両論あるのかもしれません。
私は読んだことを後悔はしていませんが・・・
歓喜と興奮のままにリィたちとともにデルフィニアの大地を駆け・・・読み終えてみると、まるで夢を見ていたかのような・・・
満たされてはいるものの、宴のあとのさみしさが強く胸に残ります。
意識してこの方の連作を追うことはやめてしまっているので。
所用で入った書店で背表紙がふと目に止まり、記念に買いました。
まさか、もう一度、デルフィニアの世界に戻れるなんて知らずに・・・
桐原家、もものき、レディ・ガンナーの書き下ろしもありますが、書き下ろし小説500Pのうち、デルフィが370Pくらい占めています。
そのデルフィニアについてだけ。
そう、タイトルは、「紅蓮の夢」
懐かしい・・・
これは、ご存じの方はご存じでしょう。
茅田さんがン十年前に出された同人誌のタイトルです。
あの頃、私はまだ小学生でした。
狭いようで広い世界の中で、茅田さんはすでにデルフィニアの世界観をもって、多くの読者を魅了していました。
数多の才能ある方たちが巣立っていったけれど、茅田さんは文筆家としてその中でも最大級の成功を収めた方といえるのではないでしょうか。
デルフィニアの変遷を目の当たりにでき、魅力的なキャラと国とさまざまなパラレルワールドを味わえた自分は、とても幸運だったと思っています。
そんな旅の終着が、いま、ここにあります。
デルフィニア戦記の幕を完全に下ろす、まさに終幕のエピソード。
デルフィニア本編のラストを読んで、満足して本を閉じた方も、心のどこかで、また彼らに会いたいという気持ちを捨て去ることはできないでしょう。
その願いにこたえるように、時間をまきもどしての外伝や、本編後の時間の流れの中でのささやかな外伝はありました。
しかし、ここまでの、世界を揺さぶるような後日譚を望むか望むざるかと問われれば・・・
難しい。
賛否両論あるのかもしれません。
私は読んだことを後悔はしていませんが・・・
歓喜と興奮のままにリィたちとともにデルフィニアの大地を駆け・・・読み終えてみると、まるで夢を見ていたかのような・・・
満たされてはいるものの、宴のあとのさみしさが強く胸に残ります。