キングダム 33 (ヤングジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | キングダム 33 (ヤングジャンプコミックス) |
発売日 | 2014-01-17 |
製作者 | 原 泰久 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088797366 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
キングダムですごいと思うのはそれぞれのキャラの強さがよく分かることだと思います。
ホウ煖を頂点として、短時間ならそれを凌駕しうる羌カイ、相手の強さに触発されて底力を発揮する信。
格が違うホウ煖に対して信がどれだけ戦えるのか、とても楽しみにしていましたが、ホウ煖が負傷していることも考えると、すっきりと納得の行く結末でした。
信がホウ煖のような強さではなく、王騎将軍の歩んでいた道の強さを手にしつつあるのも嬉しかった。
「継承」しているんだなあ。
バトル漫画としても本当に優秀なマンガだと思います。
終戦に伴う論功行賞のシーンもこの将軍はあんな活躍したなあ、と、とてつもない密度だった合従軍編を思い出しながら、まるでその場にいるかのように楽しめました。
名だたる武将が居並ぶ様は秦が中華に打って出る用意万端の威容。
これから中華統一が始まる予感に満ちた印象的な一話でした。
それから、サイの住民の犠牲を悼む政にかける信のまっすぐな言葉に胸を打たれました。
政の並外れた強靭な意志は、時には史実の焚書坑儒のような極端な独断に走る危うさも彷彿とさせますが、信がいる限り、きっと政は大丈夫なのではないでしょうか。
それにしても、分け隔てるという発想自体が無く、多くの人に心を開かれる信は領主としてもかなりいい領主になりそう。
赴任先で復興を指揮する場面はマンガではなかなか珍しい内容でしたが、荒廃した地が活き活きとし始める様、いつも通りの飛信隊の面々となんだか心があたたまるいいシーンでした。
しかしこうして思い返すと、実にバラエティに富んだ内容の巻ですね。
おかげで読むのにとても時間がかかりましたが、充実した読後感がありました。
羌カイの仇討ち編もスムーズな展開でさすがです。
なかなか心配な続き方ですが、直に信と羌カイの再会、そして二人の仲が少しは進展することを信じて、私も原先生のように一生懸命仕事に打ち込みたいと思います。
ホウ煖を頂点として、短時間ならそれを凌駕しうる羌カイ、相手の強さに触発されて底力を発揮する信。
格が違うホウ煖に対して信がどれだけ戦えるのか、とても楽しみにしていましたが、ホウ煖が負傷していることも考えると、すっきりと納得の行く結末でした。
信がホウ煖のような強さではなく、王騎将軍の歩んでいた道の強さを手にしつつあるのも嬉しかった。
「継承」しているんだなあ。
バトル漫画としても本当に優秀なマンガだと思います。
終戦に伴う論功行賞のシーンもこの将軍はあんな活躍したなあ、と、とてつもない密度だった合従軍編を思い出しながら、まるでその場にいるかのように楽しめました。
名だたる武将が居並ぶ様は秦が中華に打って出る用意万端の威容。
これから中華統一が始まる予感に満ちた印象的な一話でした。
それから、サイの住民の犠牲を悼む政にかける信のまっすぐな言葉に胸を打たれました。
政の並外れた強靭な意志は、時には史実の焚書坑儒のような極端な独断に走る危うさも彷彿とさせますが、信がいる限り、きっと政は大丈夫なのではないでしょうか。
それにしても、分け隔てるという発想自体が無く、多くの人に心を開かれる信は領主としてもかなりいい領主になりそう。
赴任先で復興を指揮する場面はマンガではなかなか珍しい内容でしたが、荒廃した地が活き活きとし始める様、いつも通りの飛信隊の面々となんだか心があたたまるいいシーンでした。
しかしこうして思い返すと、実にバラエティに富んだ内容の巻ですね。
おかげで読むのにとても時間がかかりましたが、充実した読後感がありました。
羌カイの仇討ち編もスムーズな展開でさすがです。
なかなか心配な続き方ですが、直に信と羌カイの再会、そして二人の仲が少しは進展することを信じて、私も原先生のように一生懸命仕事に打ち込みたいと思います。