陰陽師―酔月ノ巻 の感想

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参照データ

タイトル陰陽師―酔月ノ巻
発売日販売日未定
製作者夢枕 獏
販売元文藝春秋
JANコード9784163817200
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説

購入者の感想

平安京の闇をつむぐストーリーですが、のんびり流れるときの中に、鬼と人が共存するそんな世界を描き出してくれます。今回も期待したとおりのストーリーで、平安京をあじあわせてくれました。

全九話から成っています。
今回は,「蘆屋道満」が関わる話が多いのが特徴です。中には「清明」も「博雅」も登場しないという,かつてない展開になっている話もあります。
また,漢詩をモチーフにした話も二話あります。

本作では文体の変化が若干見られますが,ストーリー展開の基本に変化はありません。それでも,折々の季節から始まる冒頭を読むと,たちまち『陰陽師』の世界に引き込まれます。
飽きがこないシリーズです

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