中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇 の感想
参照データ
タイトル | 中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中野 京子 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784163903088 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
著者はこれまでも月刊誌『文藝春秋』や『オール読物』での連載をもとに『名画の謎』というシリーズを3冊物してきました(『ギリシャ神話篇』、『旧約・新約聖書篇』、『陰謀の歴史篇』)。
第4弾にあたる「対決篇」は、著者自身「たいそうな副題」と自嘲気味に記していますが、「要するに二作品を比べ、比べることで見えてくる意外な発見を楽しもうという趣向」の本です。
ヨーロッパ人(オランダ人)のモンドリアンは戦争の惨禍を避け、晩年、新大陸へとたどりつきます。伝統にとらわれない若い国アメリカで、彼は人生の絶頂期を味わいます。そんな我が世の春に描いたのが『ブロードウェイ・ブギウギ』でした。
黄色い直線を基調として、原色の青や赤を散りばめたこの抽象画は、人生を謳歌していた画家の内面を華やかに表現しています。
第4弾にあたる「対決篇」は、著者自身「たいそうな副題」と自嘲気味に記していますが、「要するに二作品を比べ、比べることで見えてくる意外な発見を楽しもうという趣向」の本です。
ヨーロッパ人(オランダ人)のモンドリアンは戦争の惨禍を避け、晩年、新大陸へとたどりつきます。伝統にとらわれない若い国アメリカで、彼は人生の絶頂期を味わいます。そんな我が世の春に描いたのが『ブロードウェイ・ブギウギ』でした。
黄色い直線を基調として、原色の青や赤を散りばめたこの抽象画は、人生を謳歌していた画家の内面を華やかに表現しています。