最後の深淵の騎士 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-485 宇宙英雄ローダン・シリーズ 485) の感想

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参照データ

タイトル最後の深淵の騎士 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-485 宇宙英雄ローダン・シリーズ 485)
発売日販売日未定
製作者ウィリアム・フォルツ
販売元早川書房
JANコード9784150119805
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

大宇宙の悪を倒し平和と秩序を維持して来た深淵の騎士が衰退の道を歩む事となる顛末の秘められた物語を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第485巻。本巻の執筆者はさりげなくストーリーを引き締めるまとめ役フォルツです。ローダン物語には時折「これは本当にローダンの話なの?」と思える馴染みのない人物だらけのエピソードが登場しますが、本巻はその典型的な例できっと作家チームは本筋が煮詰まって来た時の気分転換の意味と敢えて困難で不慣れな土俵でのストーリー展開に挑戦されているのだと思いますね。

深淵の騎士団崩壊、暗黒星雲プロヴコン・ファウストの誕生、オービター軍団、UFO出現・・・そして、しばしば名前の挙がっていた深淵の騎士ハーブーンのアマルダンとフェイルトのイグソリアンの運命、全てが明らかに成る。
●ウィリアム・フォルツ「偽の騎士」
太古の昔、ノルガンテュア銀河で新たに深淵の騎士に任命される六人のうちフェイルトのイグソリアンが偽者とすり替えられていた。しかし体面を守る為、偽のイグソリアンはそのまま深淵の騎士と成った。しかし彼は自分が偽者であると云う記憶を取り戻してしまう。
一方、現代(作品世界で、37世紀かその辺りの筈)、ジェン・サリクは夢に自分がハーブーンのアマルダンの子孫である事を知る・・・って、ノルガンテュア銀河のヒューマノイドがテラナーの直接の祖先なのか?
●ウィリアム・フォルツ「最後の深淵の騎士」
本物のイグソリアンは優秀な奴隷戦士に成った。そして偽のイグソリアンは数奇かつ皮肉な運命を辿る事に成り、アマルダンは壮烈な最期を迎える。彼の施した対ガルベシュ軍団の方策の一つがテラナーを救い、一つがテラナーを窮地に陥れる事に成るなど予想もせずに・・・
深淵の騎士団の終焉とそれに代わる者達の出現。

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