フルスロットル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray] の感想

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アルティメットのリメイクだと知って楽しみにしてましたが、満足の行く出来でした。バディ物の良さはこちらの方が感じられます。原作の方は両方とも超人的な身体能力で活躍しましたが、今回はダミアンが戦闘能力、知力は高いが、パルクールアクションではリノに劣る。リノはパルクールを交えたアクロバティックな戦闘、動きで活躍するが、猪突猛進な所が多く見られたり、タイマンではダミアンに劣るなど、それぞれの長所が際立ち、見ていて飽きません。アクション映画として、単品で見るならば満足の行く出来です。ただ物語が駆け足過ぎたり、悪役の立ち位置が変わりすぎるなど不満は多少あります。なので星4で。
ポールウォーカーの最期の主演作ということで、見終わった後に悲しさがこみ上げてきます。残念でなりません。

この映画は「アルティメット」の完全リメイク版です。
同じくリュック・ベッソンが製作脚本で、同じ役柄でダヴィッド・ベルも出演し、
キャストの設定に多少の変更はあっても、場所がパリからデトロイトに
なっただけで、ストーリーはほとんど同じです。
だからはじめてこれを見るならば、生身の肉体の跳躍するようなアクションもすごいし、
ストーリーも面白いし星5つなのですが、前作2作とも鑑賞済なので、
それ以上の感動はないので、星を一つ減らしました。
それでも見応えあるアクションに変わりはないので、一見の価値ありです。

昨年11月に事故で亡くなられてから、生前撮影されていた映画が
何作かありましたが、本作が最期の主演作だそうです。
今後、もうポールを観ることができないと思うと残念でなりません。
ワイルドスピード１作目からのファンでした。
改めてご冥福をお祈りします。