カツシン~さみしがりやの天才~ 1 (バンチコミックス) の感想

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参照データ

タイトルカツシン~さみしがりやの天才~ 1 (バンチコミックス)
発売日2014-09-09
製作者吉本 浩二
販売元新潮社
JANコード9784107717702
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 ブラックジャック創作秘話、さんてつ・・・私もレヴューしています・・・、などでおなじみの吉本浩二さんが、
 子供のころヒーローだった勝新太郎を描くことになりました。その経緯は、巻末のカツシンができるまでに詳しく描かれています。
 勝新太郎(1931年11/29~1997年6/21 以下、勝新と略します)は、長唄三味線方の杵屋勝東治の次男として生まれました(長男は、
 若山富三郎です)。23歳の時に、大映京都撮影所と契約、デビュー作は、1954年の「花の白虎隊」で、
 その後、7年間に72本の映画に出演します。と言っても、添え物の映画で、白塗りの2枚目の役で出ていて、人気は全く出ませんでした。
 私も子供のころ、母親が市川雷蔵が大好きで、よく一緒に映画を観に行きましたが、勝新の映画は全く面白くありませんでした。
 付け加えると、雷蔵の映画もその当時は、少しも面白いとは思いませんでいたが・・・。この状況を破ったのが、
 1960年の不知火検校への主演です。その後の活躍は、よく御存じだと思います。
 本書は、月刊コミック‘@バンチに連載されたもので、その第1話~第5話まで収録されています。
 第1巻を読んだ感じでは、編年的に描く勝新の自叙伝のマンガというようなものではなく、色んなエピソードを取り上げ、
 それらを描くことで、勝新の人生、生き方、考え方、魅力を浮かび上がらせようとする手法をとっているようです。
 本書の中での白眉は、バルテュスとの秘められた友情を描いた話でしょうか!天才同士、何か引き合うものがあったのでしょう!!
 勝新のサービス精神、それに応えるバルテュス・・・・・、そのほかでは、原田美恵子さんとの秘話ですかね・・・・?
 ともかく、勝新、エピソードには事欠きません!!永田社長とのギャラ交渉、黒澤との対立、警視K事件、大麻事件、
 1984年、座頭市撮影時の事故、B’zの稲葉さんとの交流、水原弘の手形裏書事件、渡哲也さんとの秘話・・・・
 今後の展開が楽しみです!!

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