ピアノの森(23) (モーニング KC) の感想

阿字野のピアノを追い求め、そのピアノを継承する者と自負することで生きる気力を持ち続けてきたパン・ウェイ。

阿字野に思いを伝え、阿字野からの言葉を受け取ることで、パン・ウェイは自らの呪縛から自由になり、愛を持ってピアノを弾く。
その良い波動がカイに、そしてレフにも伝わっていく。
それぞれ抱える問題が有りながらも、いい形で自分のピアノが弾けそうな流れに、読んでいて嬉しい気持ちになりました。
ちょっと気になる事もありますが、それを除けば殆どが愛に包まれているような内容で心が温かくなりました。

これまでカイを支え続けた人たちと一緒に応援している気分になり、読んでいてドキドキが止まらず…
読んでるそばから先が読みたい気持ちになり、ゆっくりと読めませんでしたが(^_^;)　面白かったです。
あと、阿字野先生が素敵で…更に惚れてしまいました。

早く続きが読みたいですッ！！