アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 和夫 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061490857 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
アラブとイスラエル。ちょっと思い浮かべただけで、相当複雑な過去がある事だけは分かります。そんな複雑なことを、分かりやすい視点で読み解いたのが本書。1992年が初版というのは、新書にとっては古いと言わざるを得ませんが、古さを感じさせない点もすばらしいと思います。
イスラエルがなぜ建国できたのか、パレスチナはなぜ苦境に立たされているのか、アラファトはなぜ居続けるのか、その割にはなぜ力がないのか、などいくつもの疑問がすっきりします。また、冷戦がどの様に関係しているかなど、米ソ2大国の役割もはっきりします。
こうして10年以上も前の本を読み直しても、イスラエルとパレスチナの関係には、ここ10年間には何の進展も無かったことが分かります。今日の新聞にもイスラエルのヨルダン川西部に対する入植に対し、アメリカが債務保証額を減額する報復処置をとるとの記事がありました。
なるほどと、思わせる一冊です。
イスラエルがなぜ建国できたのか、パレスチナはなぜ苦境に立たされているのか、アラファトはなぜ居続けるのか、その割にはなぜ力がないのか、などいくつもの疑問がすっきりします。また、冷戦がどの様に関係しているかなど、米ソ2大国の役割もはっきりします。
こうして10年以上も前の本を読み直しても、イスラエルとパレスチナの関係には、ここ10年間には何の進展も無かったことが分かります。今日の新聞にもイスラエルのヨルダン川西部に対する入植に対し、アメリカが債務保証額を減額する報復処置をとるとの記事がありました。
なるほどと、思わせる一冊です。