潔く柔く 8 (マーガレットコミックスDIGITAL) の感想

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参照データ

タイトル潔く柔く 8 (マーガレットコミックスDIGITAL)
発売日2012-06-29
製作者いくえみ 綾
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

この巻の主人公は7巻から続いて『音々ちゃん』です。

最初は、正直…“つまらない!!”と思ってしまいました。
彼女以外のシーンだけに注目してました(^_^;。
梶間くんとか、禄ちゃんと愛実さんの関係にばかり。

でも、読み返してると、この作品の深さに気づきました。

(個人的な解釈ですが。。。)

小さい時に身近な人を亡くしたり、本気でプロポーズする覚悟を抱けた相手を見つけた人達から見れば、音々ちゃんは『お子ちゃま』でしかないのだと思います。

恋愛対象になるはずがありません。

苦い経験を積んだ禄ちゃんが、手を出さないのは、もう“大人”の目線があるからです。

だから、この作品の世界観に慣れた私も『お子ちゃまのつまらない恋愛』としか見れなかったのかもしれません。

……でも、大半の人はもっと遅くに色々な経験を積むのではないでしょうか?

最後のシーンで『分からないことだらけ』と音々ちゃんは言います。

自分の進路も恋愛も、音々ちゃんは全てこれから経験を積んでいくのです。

このお話は、音々ちゃんが『ミルク飲み人形』から、1人の『女性』になるきっかけを作ったお話なのだと思います。

そう思うと、“つまらない!!”ではなくて、“微笑ましい”お話に見えてきます。

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