ウエストワールド ブルーレイ版 スチールブック仕様 (数量限定生産) [Blu-ray] の感想

ブルーレイになって、フィンチャーの『セブン』とか、
ようやく日本語吹替音声もマルチリンガルになってきたっていうのに、
これ、この名作が、いまだに吹き替え無しのＢＤ？

「スチールブック仕様」とかいうので、改めてスペックを
チェックしてみて驚きました。そうですか、そもそもの最初の、
初ＢＤ化の時から、吹き替え、無しのリリースだったんですね。
なんてこったいオリーブ。

テレビ吹替初搭載なった『博士の異常な愛情』のレビューで、
「吹き替えなんかどうだっていいから……」とか書き込み
してる人もいるくらいですから、油断してはいけない（笑）
のかも知れませんが、それにしても、この名作が、いまだに
字幕オンリーってのは、こりゃいくらなんでも怠慢でしょ。

しかもこれが、ＤＶＤの『ダーティー・ハリー』とか、
名作吹替音声搭載の牽引車だったワーナーさんの発売
だっていうんですから、溜息ばかりしてるわけにはいきません。

ねえ、スチールブック仕様とか、カバーの掛け替えみたいな、
見かけだけのインチキ再リリースはもういい加減にやめて、
ＢＤなんだから、ディスクの中身で勝負してくださいよ。

ビデオの権利元は違うけど、それを乗り越えて、さらに、
どちらも吹き替え音声入りの『ウエストワールド』＆『未来世界』の
ＢＤダブルセット、どうせなら、このくらい溜飲の下がること、
やっちゃってくださいよ！

情けないですよ。ワーナーさん！

ピーター・フォンダのＶサインが泣くよ！