たかが一内閣の閣議決定ごときで の感想

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参照データ

タイトルたかが一内閣の閣議決定ごときで
発売日販売日未定
製作者小林 節
販売元皓星社
JANコード9784774404967
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日本の政治

購入者の感想

私には義理の息子を含めて3人の息子と3才の男の孫がいます
これらの親族を絶対に戦争なんかには行かせたくはありません
最近の政治の流れから
そんな事を考えていた矢先にこの本に巡り会いました

一見して難しそうな集団的自衛権について分かりやすく書かれており又対話形式なので気軽に読めます

三重県と言う一地方の市長がなぜ裁判まで考えたのかそして憲法学者であり改憲派の重鎮といわれた学者がこの市長さんを応援してこの本を出さざるを得なかったか読んで頂ければ御理解して頂けると思います
後半では松阪から始まった新しいピースウィングと言う運動についても書かれています
今回の閣議決定が憲法違反であることを 明確に指摘した良書
読まれたあなたは充分に納得されると思います

へえ~という話がたくさん出てきて刺激的だった。山中市長が「いまでも国連憲章には敵国条項が存在していて、日本はそれに該当することになっているが、まだそれすら解消していない」と発言している。小林先生も「国連にカネを二番目に多く出している経済大国だが発言力がないのは、日本の外交官が不心得」と指摘。九条の解釈を変えて世界に戦争に出ていく(しかも、アメリカの「二軍」として!)、その前にやることあるじゃん、と思ってしまった。

小林先生の言葉には迫力があるが、医師としてアフリカなど世界で活躍してきた山中市長の言うことにも 重みがあった。護憲でも改憲でも、とにかく国民的な議論を、という点で二人は共通している。また、戦後70年は平和憲法のおかげだ、という点も同じ認識。
まっとうな話だとうなづいた。難しい本が多いなか、対談なので読みやすくてよかったし、手元に置いて時々開いてみるのもいい、という気がした。

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