トランスフォーマー/ロストエイジ ブルーレイ+DVDセット(3枚組) [Blu-ray] の感想

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宇宙からやってきた金属生命体(要するに見た目が生きているロボットで異星人)が活躍する実写版トランスフォーマー映画の第4弾。前3作では人間はオートボット(人間の味方で正義側)と共にディセプティコン(悪役)と戦い、勝利します。しかし今作では味方であったはずの人間に迫害され、追われるオートボット達。そのオートボットを助けようとする人間(貧乏な発明家で主人公)、謎の存在に命じられてオートボットのリーダーオプティマスを捕まえようとする賞金稼ぎ(これもまた金属生命体)、倒したはずのディセプティコンのリーダーメガトロン。色んな人物が入り乱れますが、基本はカーアクションと爆発の連続で楽しく見られます。細かい設定でツッコミ所が一杯出てきますが、気にしてはいけません。

トランスフォーマーに脚本も演技も求めていません
トランスフォーマーにあるべきなのは二つ、ドンパチと変形
ドンパチについてはまぁよしとしても今回のトランスフォームについてはこれはないです・・・

トランスフォームってトランスフォーマーの最大の見せ場と言ってもいいわけですよ
序盤ではゆっくりと何秒もかけカメラアングルをぐるぐる回しこれでもかと思う存分堪能できる変形もあれば
終盤ではガキガキンッと一瞬にして早業変形でしびれさせる変形もあるわけです。
でももう変形が細かくなりすぎて何やってるかわかんない。

全てはデザインが変わったことにあると思います。
もはや元のメカのデザインが残ってない。
バンブルの背中の羽みたいなドアとか元のメカの形がロボ形態で上手く活用されていることがトランスフォーマーの個性ですよ。
そんな名残のないような変形するならぶっちゃけ何から変形したってどれも一緒です。
ディセプティコンに至ってはもうね・・・最初から同質量の液体金属でいいじゃんと

新しく変わってしまった以上もう続編ではこれらの要素が戻ることはないでしょう
トランスフォーマーの魅力が半減されるのがわかってしまいとても残念ですが
それ以上にドンパチの部分で魅せてくれることを期待しています

ガルヴァトロンとかのはもう流体じゃないですか・・・
もうちょっと変形ロボの醍醐味を味あわせてほしかった。

1から見てきましたが相変わらず無駄なシーンが多くダレてきます。
2時間以内に収めれば多少は見れるようになると、ずっと思っているのですが。

巨大ロボットが見たいのだから、トランスフォーマーをもっと見せて欲しい。
内容のない無駄な人間ドラマや、人間同士の戦闘に追いかけっこなど・・・本当に必要ない。

ディセプティコンの変形シーンや、ダイノボットのあっさりした加入など不満を上げるときりがありません。
「最近の映画は駄作ばかり・・・」という劇中でのセリフは自虐なのでしょうかね。

トランスフォーマーの戦闘シーンだけは迫力ありますので、そこだけ見ればいいと思います。

ネタバレ有りです。

製品の仕様についてでは無く作品の内容について星１、２で酷評されている方がたくさんいますが最初からどんな内容の映画か簡単に想像できるはず。何に期待して観ているのか不思議です。子供にオモチャを買ってもらう為の映画、もしくはロボット好きの大人のマニアの為の映画だと思うんですが。そもそも高尚な講釈垂れるような映画じゃないことくらいすぐに分かります。そんなロボット物に興味がろくに無いような連中が能書き垂れるのはとても気分が悪いです。この映画がアカデミー獲れるような作品じゃないことくらい誰だってわかるって。
とは言っても手放しでは評価できません。１つは時間長過ぎ。子供も飽きちゃうと思うほど長いのはNG。２つ目はそれを助長してる中国系企業の広告と思われる意味のないカット。３つ目は流体(モーフィング)トランスフォーム。ターミネーターT1000じゃないんですから(^^;;それは無しでお願いしたかったな。

キャストも一新され、ロボットたちもデザインが進化し、新三部作の始まりです。
やっぱりこれは映画館で見なければこの迫力は伝わらないと思うけども、
買わずにはいられません。

ストーリー的には今までのサムとガールフレンドとの恋愛要素が煩わしかったので、
今回の娘を守る父親が活躍する姿は見ていて気持ちが良かったです。最近多いですね。
ただ、サムとバンブルビーとの関係って結構好きで、おちゃめなバンブルビーがかわいかったから、
それが見られないのはちょっと残念だったかな。
でも画面いっぱい巨大なロボットたちが戦い、悪者を倒していく姿は見ていてスカッとします。