冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES) の感想

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タイトル冒険に出よう (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
発売日販売日未定
製作者安藤 美冬
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
JANコード9784799311837
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

まず、「ノマドワーキング」とやらに興味を持って手に取った読者は困惑することだろう。
簡単な前書きを通過すると、突如著名人達の著者に対する賛同メッセージが4ページにも渡って展開される。
後書きで著者と親交のある著名人が解説やコメントを寄せるケースは多々あると思うが、
序盤も序盤にこれを展開するというのはこの本の内容に対する読者への牽制なのだろうか?
お偉い著名人様が褒めているんだから、つべこべ言わずに読めよと突き付けられているようで、
私はこれから先の内容に対して不安を持ってしまった。

不安は的中する。
全編自分語りなのである。
客観的なデータは一つとして採用されず、著者の「私の過去、現在、そしてこれから」が長々と展開されている。

例えば、不景気で就職先が決まらずやむなくフリーランスとなり、
現在に至るまでの苦闘の数々なんかを期待して読み進むと肩透かしを食らう。著者新卒で就職してるじゃん。
さらに就職先は一流出版社で、何と大学在学中までに世界49カ国を旅してきたそうだ。なんだ余裕じゃねーか。

一流出版社入社後も、著者の謎の「余裕」伝説が展開される。
入社後凡ミス続きで上司からの叱責が続いていたそうだが、なぜかここで著者は同業他社への転職活動を試みる。
いや、会社がどうこうの問題では無く、凡ミスは本人の問題だろう。
もちろん著者は余裕で転職先の企業の最初の面接を突破する。会社では凡ミスだらけだが面接は得意な様だ。
そして、さあ最終面接というところでアクシデントが起こる。連絡の行き違いで最終面接をすっぽかしてしまうのである。
これは完全に企業側のミスだったとの事で、後日改めて面接をさせて欲しいと伝えられたそうだが、ここで著者は面接を断ってしまう。
何と「よくよく考えてみれば、私はその某紙の仕事を心からやりたいと思ったわけではない」との事である。どういう事だろうか。

その後は身体の不調を訴え、半年間休職したりだとか、(入社3年目ですよ)
あっけなく復職し、とあるプロジェクトを成功させて社内で表彰されたりだとか、

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