原発ホワイトアウト の感想

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参照データ

タイトル原発ホワイトアウト
発売日販売日未定
製作者若杉 冽
販売元講談社
JANコード9784062186179
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » 経済・社会小説

購入者の感想

各種癒着が、書かれています。
このような暗部が、問題を複雑にしています。
反対派を抑える手口が、何年にもわたり、周到で、陰湿です。
日本の民主主義を発展させないと、どうにもならない無力感を感じます。
多くの方が、読まれるよう推奨します。

朝日新聞の広告を見てアマゾンで購入し、通勤時間の2日で読み終わりました。
結論から言うと、今まで読んだ小説の中で(大して読んでいませんが・・・)、断トツ素晴らしい小説でした。
登場人物は、実在しない名前が使用されていますが、読者なりに実在する人物を推測できます。
例えば、
原発の再稼働に反対している新崎県知事 伊豆田清彦→新潟県知事 泉田裕彦氏
保守党で原発反対の一匹狼議員 山野一郎→自民党 衆議院議員 河野太郎氏
脱原発俳優 参議院議員 山下次郎→参議院議員 山本太郎氏
反原発運動を支援している海土弁護士→弁護士 海渡雄一氏
中央大学教授 刑事法 大木守→中央大学法学部教授(刑事法学)只木誠氏
など
そのため、現実に存在する人物を想像しながら読み進めることができました。
著者は霞が関の官庁に勤務する現役キャリア官僚とのことですが、経済産業省の相当官邸に近い立場の方ではないかと推測されます。
日本の現状に憂い、小説という合法的な形で、官邸、自民党、経産省、電力会社等々を告発されたのだと思います。
この小説のテレビドラマ化、映画化を是非、実現して欲しいです。そうすることで、広く日本人に警告をすることができます。
フクシマの悲劇を二度繰り返す喜劇をしないために、テレビドラマ化、映画化の実現を心よりお願い致します。

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