死んでしまう系のぼくらに の感想

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参照データ

タイトル死んでしまう系のぼくらに
発売日販売日未定
製作者最果 タヒ
販売元リトル・モア
JANコード9784898153895
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 詩集

購入者の感想

本を読むのが特に好きな訳では無いのですが、この本なら時間を忘れるくらい入り込めます。

私の頭ではなかなか理解できない・・・難しい・・・というか難解である。

紙媒体に書かれた詩(縦書き)とインターネットで書かれた詩(横書き)がいっしょに編集されている。
ネットに書かれた作品の方が刺戟的である。
「電球の詩」という作品に、「生きていること 血が、洋服につくこと」という一行がある。
この「血」は「ぼく(最果)」の血であると同時に「きみ」の血である。最果の「肉体」は「ぼく」と「きみ」でできていて、それは分離できない。「ぼく」と「きみ」がいつも対話している。
それは肉体と精神の対話でもある。
対話は「意味」をつかみとって、「美」という絶対的存在に結晶する。
そういうことばの運動読むことができる。

(長い感想は「最果タヒ しんでしまう系のぼくらに 詩はどこにあるか 谷内修三」で検索してください。)

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