Black Radio の感想

エリカ・バドゥ、ミシェル・ンデゲオチェロ、クエスト・ラブ、コモン、モス・デフ、
Q-TIP、ロイ・ハーグローブ等々、
９０年代末に、ジャズ縲怎ウル縲怎tァンク縲怎qップ・ホップの融合に初めて成功し、
混沌にして豊穣なる「ごった煮」を完成させた伝説の面々（皆、７０年前後生まれ。
グラスパー氏より５歳くらい年上か？）の知己を得、まさに彼らの練り上げたレシピ
に沿った見事な料理の腕前を見せつけてくれてます。

「ジャズの枠を広げた」　的な言い方もされてますが、
まあ、どう聴いても、伝統的な意味でのジャズじゃないですよね。
むしろ、「そんなジャンル分けに意味は無い」　とまでの主張を感じます。

グラスパー氏曰く、
「チャーリー・パーカーはジャズの歴史なんて知らなかった」（笑）。

まさにジャズ（ビ・バップ）を発明したパーカーのように、刺激的で新しい音楽を
求め続ける姿勢こそが「ジャズ」なのだということでしょう。
カッコ良ければいいじゃん！最高！