正論2014年09月号 の感想

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タイトル正論2014年09月号
発売日2014-08-01
販売元日本工業新聞社
JANコード4910055990941
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 文芸・総合 » 総合

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今月号の『正論』は集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けて、”国防、新たなステージへ”という特集を組んで各界の論客
達が論文を寄せている。中西輝政氏の「集団的自衛権の衝撃 日本を歪めてきた「日中友好」の闇は打ち砕かれた」では、19
72年の日中国交正常化こそが集団的自衛権という本来の国家主権の行使を阻む体制を作った原点であり、日中友好の美名
の元に40年以上も縛られてきたことを説き起こしていく。集団的自衛権を封じられたがゆえに北朝鮮による日本人拉致が頻発
したことも指摘されている。潮匡人氏の「集団的自衛権は本当に容認されたのか 大きな一歩だが、左派メディアが大騒ぎする
ほどではなかったはずだ」では、閣議決定の内容もロクに確認せずにヒステリックかつセンチメントな批判を繰り広げている朝日
・毎日・NHKなどの左派メディアの狂奔ぶりを鋭く指摘。特にNHKの報道ぶりはほとんどプロパガンダであり、ジャーナリズムの体
を成していない。佐瀬昌盛氏も「のぼせた頭で記事を書くな! 朝日新聞、「自衛権」報道の惨状」にて朝日の偏向報道のデタラメぶ
りを指弾。本間一誠氏の「官邸の代りに’激怒’する 国谷裕子氏がまたも体現したNHKの傲慢」は潮氏と同じくNHKをヤリ玉に。特に
『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターの菅官房長官への傲慢な質問態度を始めとするNHKの報道姿勢の独善性、偏向ぶ
りを指摘。色摩力夫氏は外交の専門家として「自衛隊の「警察行動」では国家は守れない」ことを論理的、具体的に説明されてお
り、いずれも読み応え十分の内容。

第2特集”河野談話検証と韓国人米軍慰安婦”はいわゆる河野談話のいいかげんさ、張本人河野洋平元議員の無責任さなどを論証、
第3特集”戦後69年 日本人と歴史の風景”の中では岡部伸氏の「「日本の敵」はやはりソ連スパイだった?! 英秘密文書が決定づけた
共産主義者H・ノーマン」を興味深く読んだ。カナダ人外交官で戦後GHQの占領政策にも関わったハーバート・ノーマンは実はコミンテ

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