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おそ松さんの小説を書いてみた(まだ途中)

カゲラ #22 - 17.06.22 19:13



俺は、松野家次男 松野カラ松。今日は、家族全員で家の大掃除をしている。
 
おそ松「おーい!カラ松ぅ ~!なーにサボってんだよぉ~!?」
カラ松「おぉ!おそ松!見てくれ!」
 
俺は、一冊のノートをおそ松に渡した。
 
おそ松「ん~?なんだこれ。『マイメモリー・カラ松』?」
カラ松「ああ。幼き日の俺が書いた日記だ。」
おそ松「ブフォッ!!イ、イタイイタイ!!お兄ちゃん、あばら折れるぅぅ!!ww」
カラ松「!?な、なぜだ!?俺だけでなく、なぜ、日記も痛がる!?」
 
おそ松は、腹を抱えて笑っている。
 
おそ松「もー、本当にやめてぇ!不意討ちとか、お兄ちゃん死んじゃう~www」
カラ松「それより、この日記なんだが・・・」
おそ松「え~?スルー?俺さみしぃよカラちゃぁん」
カラ松「・・・やっぱり、なんでもない(こいつうざいな)」
おそ松「カラ松お前、今、俺のこと『こいつうざいな』って思ったろ?」
カラ松「なっ!?なぜそれを!?」
おそ松「何年お前らのお兄ちゃんやってると思ってんの。んで?どしたの、カラ松」
カラ松「あ、ああ。この日記なんだが、書いた覚えがなくてな。」
おそ松「えぇー!?書いた覚えのない日記って、怖くな~い!?」

そんなこんなで、俺たち(カラ松、おそ松、後から来たチョロ松)は、謎の日記を読んでみることにした。




○月×日
 
 今日、おそ松と二人でかくれんぼをした。おれが鬼になったんだが、おそ松がなかなか見つからなかった。夕方になってしまって、もう、日が沈みそうだった。おれが「おーい!おそ松ー!かくれんぼはもう終わりだー!」って叫んでも、おそ松は出てこなかった。いつの間にか、知らない道に出てしまって、なんだか、怖くなってきた。おれが泣きそうになったとき、声が聞こえた。鈴の音のような声だ。「どうしたの?」声のする方を見ると、2mぐらいありそうな塀の上に、女の子が座っていた。一瞬、天使かと思った。髪の毛が真っ白で、初音ミ●みたいに、二つに縛ってた。目は黄色くて、宝石みたいに輝いてた。髪と同じく真っ白なセーラー服を着ていた。その子はおれに「迷子になっちゃったんだね。」と言って、塀から飛び降りた。彼女の顔が近づいてきて、ドキドキした。「お兄ちゃんも、探してあげるね。」そう言って、彼女はおれの手を取り、暗い道を歩いた。三十分くらい歩いたら、おそ松が泣きそうな顔をして、道の真ん中に立っていた。「カラ松どこ行ってたんだよおおぉぉ~(泣)俺、ずっと待ってたのにぃ~!カラ松が見つけてくれないんだもおぉん(泣)」
「なに言ってんだよぉ~!呼んでるのに、おそ松が出てこなかったんじゃないかああああぁぁぁ~!」二人して、泣きじゃくった。いつの間にか、家の前にいて、女の子はいなくなっていた。
 
 
 
この日記を読み終えたとき、おそ松が、悩ましい顔をして言った。
 
おそ松「俺さー、お前と二人でかくれんぼした覚えないんだけど。」
カラ松「えっ?」
チョロ松「まぁ普通、かくれんぼって、二人ではやらないよねー。」
おそ松「あとさー、この文章、おかしくない?」
カラ松「な、なにがだ!?」
おそ松「これってさ、『カラ松が昔書いたはずのもの』だよな?」
チョロ松「なんだよ。勿体ぶらないで言えよ!」
カラ松「なんだ!?」
チョロ松「あーもうほら!カラ松泣きそうじゃん!」
おそ松「わーったよ!言うから!そんなに怒るなって!俺がおかしいと思ったのは二つあって、一つは、昔書いたものならなんでこんなに漢字ばっかなんだーってこと。二つ目は、女の子は、カラ松と手を繋いでたのに、どうやってカラ松に気付かれないようにいなくなったのかってこと!これでいいだろ?」
チョロ松「カラ松ってさ、昔から勉強できないよね?未だに漢字もほとんど書けないし。」
カラ松「あぁ、そうだが・・・?」
チョロ松「しかも、この文章、今のカラ松っぽい」
カラ松「お、俺は書いてない!!」
おそ松「じゃあさ、この日記、誰の?」

俺たちの顔が青くなってきたとき、トド松がやって来た。
 
トド松「ねぇ~!兄さんたち~!見てよ、これ!なんか変な日記出てきたぁ~!」
 
トド松が手に持っているのは、『マイメモリー・一松』と書かれた日記だった。
 
おそ松「おい、それって!」
チョロ松「カラ松の日記と同じじゃない!?」

中身を読んでみると、やはり、俺の日記と同じようなことが書かれていた。主人公は一松で、遊んでいたら迷子になり、白髪の少女に助けられた、という話だった。
 
トド松「ええぇぇ!?怖っ!!」 
チョロ松「トド松!ちょっと、一松呼んできて!?」
トド松「う、うん!」
カラ松「なぁ、おそ松」
おそ松「ん?どうした?何か心当たりでもあんのか?」
カラ松「いや、そうじゃないんだが、これは、もしかすると・・・」
おそ松「?」
カラ松「『マイメモリー』、つまり、『私の記憶』。だから、『私の記憶・カラ松』になるよな?」
おそ松「どゆこと?」
カラ松「これは、俺じゃない誰かの『カラ松の記憶』にならないか?」
おそ松「・・・」
カラ松「つまりこれは、『カラ松との思い出』、なんじゃないか?」
おそ松「じゃあ、なんでこれがウチにあるわけ?」

俺たちは、おのずと無言になる。そのとき、一松とトド松が来た。
 
一松「・・・なに、なんなの?」
チョロ松「一松、この日記、知ってる?」
一松「・・・なにこれ。僕みたいなゴミが、日記なんか書くと思う?」
トド松「一松兄さん。これ、読んでみてよぉぉ!!!」
一松「トド松、なにビビってんの?」
 
一松は日記を読み終えて、言った。
 
一松「・・・知らない。」
カラ松「い、いちまぁ~~つ?本当に、書いた覚えがないんだなぁ~?」
一松「・・・なんだよクソ松。覚えもなにも、そもそも僕はこんなの書いてないし。」

その時、玄関の方から声がした。
 
???「すいませーん。松野さんのお宅ですよねー?六つ子くんたちいますかー?」
 
おそ松「・・・女の子・・・の声だ・・・!」
トド松「え・・・誰!?」
一松「もしかして、この日記の女の子だったりして。」
トド松「や、やめてよおおおぉぉぉ~!!!!!!!!一松兄さああああぁぁぁん!!!!!!」
 
トド松は半泣きになりながら、二階に上がって行った。

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