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物事を考える時

Guren #375 - 16.04.13 03:16

物事を考える時は同じ重さの天秤にかけて考えると良いと思う。例えば、はじめから○○は駄目で、○○は良い。だから、こうだ！という内容の考えをしてしまうと、良いと決めつけられた方は重りがどんどん減っていき、駄目だとされた方にばかり重りが増えていってしまう。これだと、駄目だと決めつけられた方に一方的に負担ががかり、何よりその考えは結論が出ているので、修正すべき点と言うものに目が向かない。だから、初めは両方を同じ重りにかけ、そこから両方の+面や-面を精査し重りを増やしたり減らしたりする。それで、最終的に偏ってしまった天秤をどうやって均等にするか。これを考える事が重要だと思う。ここで例を挙げよう。例えば、AさんとBさんが喧嘩を行い、最終的にAさんが嫌いな人物が居るから辞めるとネットに書き込みをおこなったとする、ここにCさんという第3者が現れ、よくAさんと交流を行っていた為、もしかして自分の事ではないかと考えてしまう。1番初めの考え方だと、Aさんの書き込みはCさんという騒動に関係ない人物を不安にさせてしまったから良くない！といった風になる。だがこれだと、AさんはBさんに対する不満を述べる事も出来ず、また、Aさんが悪いとBさんの事を見向きもせずに決めてしまう形になる。しかし、後者の考えで考えると、Aさんの行動はBさんに対する精一杯の反対な訳で、また、Cさんの誤解もAさんの違いますよ。この一言で解ける訳である。また、第3者視点でCさんが加わる事で、それが騒動の解決の糸口になる場合もある。第3者から見て、喧嘩とは理由があれど双方に悪い点が存在する。勿論、辞めるまで追い込んだBさんも悪いのだ。だからこそ、第3者に入ってもらうのは大事だと思いますし、Aさんを批判するのはお門違いだと思う。ただ、勿論物事には限度がある。それを超えると、一般的な荒らしや悪質なユーザーとして処理される訳である。そこで、最低限居心地の良い場所を作る為に存在するのがルール、規約である。これを超えてしまった制限は掲示板の自由性を奪い、縛りを与えてしまう。ルールを超えたモラルに関しては個人で気を付けていくしかない。これは駄目だと思うから駄目！と勝手に決めていってしまうと、ルールが原因で何もすることの出来ない場というものが出来上がってしまう。裁判でもそうだが、常に裁判官は公平な視点で結論を下さなくてはいけない。無罪、有罪。その全てを天秤の上ではかり決める訳である。勿論、有罪であっても双方に問題があるとされれば有罪内容が軽くなったりする事もある。これはあくまで僕の考え方なのであっているとは言いきれないが、本当に治安を良くしたいと思うなら、○○は駄目だ！というより、お互いに仲良く楽しんで使っていこうとするユーザー自身のモラルが大事だと僕は思いますね。そもそも、根本的な解決策としては喧嘩をしないという事な訳ですから、喧嘩から生まれた書き込みを制限するのは解決になっていないですし、先程のAさんのように偏った負担がかかってしまう。喧嘩をするなとは言いませんが、減らすように努力すれば荒らしが原因で発生するような争いはなくなるんじゃないかと思いますね。