違反投稿の通報
»東方  »SS
208人が閲覧して11件のレスがあります

とある冬の冒険記

空白* #2 - 15.12.11 22:00
1日1話投稿を目指して頑張ります。
感想やアドバイスなどあったら是非お願い致します。

この記事のまとめ

この物語を閲覧して、楽しんでくれる人が増えてくれれば幸いです。
失踪しないように頑張ります。
感想や催促やアドバイス等があれば
気軽に書き込んでくださいね。
あと、たまに投稿ミスがあります
ご了承ください

レスポンス


空白* #2 - 15.12.13 09:36
いきなりすいません!
この[とある冬の冒険記]の作者の空白です
間違えてアプリを消してしまい、ログインが出来ないので
新しくデータを作りました。
もう書き込みが出来なさそうなのでこのSSを終了させて頂きます
楽しみにしていた方が居ればすいませんでしたm(*_ _)m


空白* #3 - 15.12.12 18:45
博麗神社
霊夢「ご飯よーー!!」
コノハ「あ、今行きまーす!」
そう言って、コノハは神社の廊下を駆けた
コノハが博麗神社に居候し始めてもう1週間が経とうとしていた
2人はこの生活にすっかり慣れて打ち解けていた
茶室のふすまを開ける ちゃぶ台の上に朝食が用意されていた
鮭の塩焼き お味噌汁 ご飯 漬物 ...うん、どれも美味しそうだ!
霊夢「ほら、早いとこ食べちゃいましょう」
コノハ「そうですね」
そう言って、手を合わせた
霊&コノ「いただきます!」
温かいご飯を口に入れる ...うん、やっぱり美味しい
ご飯を噛み締めながら、コノハはある事を考えていた
...記憶を失う前の僕も、こんな温かいご飯を食べてたのかな...
いつの間にかご飯を食べる手が止まっていた
霊夢「コノハ!早いとこ食べちゃいなさい」
コノハ「.....」
霊夢「コノハ!!!」
コノハ「....あ、すいません!」
再び食べ始める...
ちょうどご飯を食べ終わるとほぼ同時に、魔理沙さんが訪ねてきた
魔理沙「霊夢ー、紅魔館いこーぜ!」
霊夢「はぁ?なんでまた...」
魔理沙「いやー...パチュリーに本借りに行こうと思ってな、折角だからお茶でも...」
霊夢「しょうがないわね...コノハも行く?」
コノハは少し悩んでから、コクンと頷いた
霊夢「決まりね。じゃ、行きましょ」
魔&コノ「おう!」「はい!」
神社を出たところで、コノハは霊夢と魔理沙に素朴な質問をした
コノハ「ところで紅魔館ってどんなところなんですか?」
霊夢「んーーー...ま、簡単に言うと吸血鬼と引きこもりと小悪魔と変態メイドと居眠り門番がいるでっかいところよ」
魔理沙「そうだな、わかったか?」
コノハ「.....はい」
冷たい風が肌をくすぐるように撫でる
空はクレヨンで塗ったように曇った空が広がる

ほんとに今更だがコノハは、紅魔館に少し不安を抱いた....















空白* #3 - 15.12.12 11:55
ここは何処だろう?
気づくと少年は深い闇の世界にいた
右も左も見渡す限り黒ばっかり そんな世界
??「誰かいませんかーーー!!!」
とりあえず叫んでみたが、返事はない
....よく考えて思い出してみれば、僕はさっきまで雪が降り積もる銀世界にいたはずだ
頭がズキズキと痛む
少年の頭の中で様々な思考が混ざり、絡み合う

その時だった....

眩しい光が目に差し込んできた

??「ん...ここは...?」
ゆっくりと起き上がった
いつの間に寝ていたのだろうか...なぜ布団がある?
霊夢「あっ!起きた!」
魔理沙「良かった...死んじまったのかと思ったぜ...」
目の前には、金髪と茶髪の美少女が2人 座り込んでこっちを見ていた
??「ええと...貴方達は?」
霊夢「あっ、ごめんね。私は霊夢こっちの金髪が魔理沙よ」
魔理沙「ちょ、金髪はないんじゃないか?」
霊夢「だってあなたってそれ以外に特徴ある?」
魔理沙「あるだろ!例えばなぁ...」
2人が小競り合いをしているうちに、少年はやっと状況を理解しつつあった
僕は雪の中で遭難して倒れ、そこを偶然見つけて助けてもらったと
??「その...僕の名前はコノハって言います!た、助けてくれてありがとうございます!!」
霊夢「うんうん でもほんとにビックリしたわよね...いきなり魔理沙が転んだと思ったらあなたが雪の中に倒れてたんだもの 息もしてなかったのよ?」
魔理沙「で、コノハはどこから来たんだぜ?」
コノハ「えっと......あれ?どこだっけ...??」
思い出せない....
霊夢「え....?まさか...記憶喪失??」
魔理沙「そうみたいだな...霊夢、大事にしろよ」
霊夢「うん.....ってはあああああ!?!?」
コノハ「え?あの...その...」
うん、ちょっと待て 状況が理解出来ないぞ
助けてもらい、自己紹介まではいい
...で魔理沙さんはなんて言った??
霊夢「ふざけんじゃないわよおおおお!!コノハをうちで面倒みろって言うのおおお!?」
魔理沙「そのとおりだぜ☆」
コノハ「その...お、お世話になります...」
霊夢「ええええええ!!!」
ちょうど昼下がりの博麗神社は
いつもよりだいぶ、賑やかで騒がしかった





空白* #3 - 15.12.12 11:05
博麗神社から北に2kmほど進んだ場所にある森
霊夢「ここら辺で間違いないの?」
魔理沙「そそそうだぜ!ここら辺の地面に埋まってるってどっかで聞いたのぜ!」
その森は木々が重なり合い日光をほぼ遮断していた
時折見える木漏れ日がなんとも幻想的で美しい
しかし相変わらず白ばかりで色合いがない
霊夢は辺りをせっせと掘り始めていた
霊夢「ふう...ほんと雪掻きっていやよねー...」
魔理沙「そ、そうだな!あ、あはは...」
霊夢「? ほら、あんたも手伝いなさい!」
そう言って持っていたスコップをこっちに投げてきた
魔理沙「はい...」
[2時間後...]
すっかりイラついた様子の霊夢
周りにはスコップで掘った穴がいくつのあった
霊夢「...あんた、嘘ついてない?」
魔理沙「!!そそそんな訳ないじゃないですかぁ!」
霊夢がこっちを殺気じみた目で睨んでくる
辺りを緊迫した空気が包みこむ
霊夢「...10秒あげるわ それでもし無回答ならあんたを....」
魔理沙「すいませんでしたああああ!!飯でも何でも奢るんで許してくださあああああああい!!!!」
魔理沙はその瞬間、自分の人生を走馬灯のように振り返っていた
思い浮かんだ思考はただ1つ 「やっちまった」と...
霊夢「はぁ...そんな事だろうと思ったわ...帰りましょ」
....え?
魔理沙「許してくれるのぜ?」
霊夢「ええ、怒ってもしょうがないもの。その代わり、飯奢ってよね..」
魔理沙は一瞬にして肩の荷が降りた気がした
あの霊夢が怒らず許してくれた やばい奇跡だと...
魔理沙「じゃ、早いとこ博麗神社に帰ろうぜ!」
霊夢は軽く頷くと早々と足を進めた
魔理沙はスコップを拾い上げ、霊夢の後を走って追った...
その時だった
ガシッと何かにつまづいた
魔理沙の体はそのまま雪に倒れ込む
霊夢「...あんた何してんの?」
魔理沙「何かにつまづいちまったんだぜ、いてて...」
そう言って後ろを振り返ると 雪の中に何かが落ちている
...いや、それは物じゃない 人だった
魔理沙「!!!れ、霊夢ッ!!人が...人が倒れてるぜ!!」
霊夢「!!」
霊夢も異常事態を察したようでこっちに駆け寄る
そこには....

雪にまみれた少年が ぐったりと横たわっていた
魔理沙「おい...霊夢...これ...」
霊夢「まずいわね、息をしていないわ...」
魔理沙「急いで神社に運ぶぞ!!」
霊夢は深く頷いて少年を抱え、森を後にした...


空白* #2 - 15.12.11 22:44
博麗神社
霊夢「...で、あんたは何しに来たわけ?理由がしょうもなかった時点で即アウトだからね?」
霊夢が怒りに満ちた顔で魔理沙を見つめる
魔理沙「いやー...あのー...その...」
焦る魔理沙 問い詰める霊夢
魔理沙「あ、そうそう!霊夢に埋蔵金の話をしようと思ってな!ほら、お前いつも金に困ってるだろ?だからさ...あはは...」
と、魔理沙が笑って話す。しかしどこからどう見てもその笑顔は作り物で目は半泣きだった
霊夢はさらにその視線を強める
魔理沙(終わった...私の人生...みんな、いままであり...)
霊夢「埋蔵金!?どこどこ!?なんでそんなにいい話早くしなかったのよ!ほら、ボケっとしてないで行くわよ♪♪」
魔理沙「あー...はい」
2人はコタツから勢いよく飛び出し、神社を出た
満面の笑みで走る霊夢とこの世の終を実感したような顔の魔理沙
白銀の世界へと 足を進めたのである
これから始まる事など予知もせずに...


空白* #2 - 15.12.11 22:28
....陽の光が差し込む 暖かくてとても眩しい光
いつの間にか、降っていた雪は止んでた
幻想郷 博麗神社の寝室で霊夢はふと目を覚ました
霊夢「ん...ふぁ...」
やっぱり寒い 真冬はまだまだ先だというのに...
霊夢「もう朝か...全く寝た気がしないわね」
布団をゆっくりめくり、嫌々起き上がった
霊夢「うう...寒...」
外を見てみれば、一面銀世界 白一色だ
朝日が眩しい...小鳥が鳴いているような声 そして、悲鳴...
霊夢「...え?」
よく見れば何かがこっちに突っ込んでくる しかも物凄いスピードで
魔理沙「霊夢ううううううう!!止めてくれええええええ!!」
霊夢「はいいいいいいいい!!??」
無理だ 間に合わない
霊&魔「あああああああああああああ!!!!....」
ガッシャーン!!!
物凄い音が響き渡り、辺りは静まり返った
埃が舞い、思わず咳き込んでしまう
霊夢「げっほげっほ...魔理沙ああ!?あんたなにしてんのよおおおおお!!!」
魔理沙「すまん...失敗しちゃったんだぜ♪」
霊夢「ふざけんじゃないわよおおおお!!こんな早朝から人の家に押しかけて!!」
霊夢の怒声が再び響き渡る
しかし一方の魔理沙は反省もせずに
ただただ笑っているだけだった


空白* #2 - 15.12.11 22:12
白銀の世界 雪は止む気配を見せずに、柔らかく降り積もる。
辺りを見渡しても白ばかり...
もうそろそろ別の色が見たいと思ってきた
??「はぁ、はぁはぁ...」
??「ここ...何処だろう」
少年は呟く
もう何度も口したセリフ いくら問い続けても答えは分からないと分かっていても、問わずにはいられなかった
??「はは...もう疲れちゃった...」
視界がボヤけてきた 目眩がする 頭が痛い
??「僕...死んじゃうのかな...」
そう思った時、体が倒れていくのが分かった
冷たい感触が全身に伝わる
??「は...あは...」
いっそのことこのまま眠ってしまった方が楽なのかもしれない
そして少年の意識は深い闇へと吸い込まれていった...


コメントする

※利用規約・禁止事項

東方 関連アイテム

紅-KURENAI- ヒトリシズカ Singles Best Vol.3[東方Project]東方Project 波天宮 キャラクタースリーブシリーズ 「 紅 美鈴 其の弐 」【ノーブランド品】794東方Project 東方星蓮船 封獣 ぬえコスプレ衣装(男性M)【ノーブランド品】東方Project マウスパッド ⑨パチュリー・ノーレッジ東方project 波天宮 キャラクタースリーブシリーズ 「ルナサ・プリズムリバー」

訪問有難うございます

コマンド

みんなのコミュニティ

みんなのBBSアーカイブス


» 過去ログ
このトピックは 東方 に関する話題を公開しています。みんなの掲示板 は無料で遊べるBBSです。とある冬の冒険記 について投稿して下さい。
2017 - copyright© みんこみゅ - みんなの掲示板 all rights reserved.