とにかく行動することであるという真理を簡単な文章で語りかけてくれる

　始めるのに遅すぎることなんかない！私も５０歳を超えるがこの歳になってもそう思う。
何よりもまず行動することの大切さをこの本は語りかけてくれる。
「外野はしょせんヤジ馬である」「できるかできないかよりも、
まずは始めてみよう」という言葉が、
この本のメッセージの中心となるところを端的に表している。

　しかし、
それだけではなく、
お金の使い方、
信用と信頼の違いなど、
人生におけるいろんな局面で、
ひびいてくるであろう言葉が１つあたり２ページという簡単に読める分量で１０１個納められている。

　個人的には「チャンスは名札をつけていない」というのが、
なるほどなあ、
と思った。
チャンスの神様には後ろ髪がない、
とは言い古された言葉だが、
名札をつけていない、
という方がわかりわすい。
人生の１つ１つのできごとには、
名札はついていない。
歳をとるにつれ実感することである。