価格に見合わず…

＊AK240
＊AK120II
＊AK100II

上記３機種を人の少ない平日の閉店間際に某家電量販店で１時間かけてじっくり試聴しました。


WAV、
ハイレゾのデータを持ち込み。

イヤホンはFitEar MH334、
ケーブルはBeat AudioのVermilion 2.5mm 端子バランスケーブルでバランス出力で試聴。
(機種は決めていませんでしたが、
AK第二世代を買うのは決めていたので事前にバランスケーブルを某イヤホン専門店で試聴し購入しておきました)
カスタムIEM使用なので周りの雑音に邪魔されることなくハッキリと聞き分けられました。


結果は確かにAK240が３機種の中で解像度、
SN比、
クロストーク、
音場、
セパレーションなど音の面ではNo.1です。
ですが、
この３機種には音の傾向の違いはあれど、
価格面では音の優劣の差はほとんどありません。

AK120II、
AK100IIも十分高解像度でAK240と遜色ない音となっています。


音で価格差を付けるとするとAK240が実売25万円ならAK120IIは24万円、
AK100IIは23万円。


これは逆に言えば、
AK100IIが実売10万円なら、
AK120IIは11万円、
AK240は12万円ということ。


繰り返しますが傾向の違いはありますが音に優劣はほぼないですし、
個人的にはすっきりフラットなシングルDACのAK100IIでバランス出力した音が１番好みでした。


iriver社は台数はさばけないが単価に粗利乗っけまくり儲ける販売手法をとってますが、
音や性能はいいし、
オーディオマニアではない一般層にも高級DAPが浸透してきているのだから、
AK240ならDSD専用チップが入っていたり内蔵容量256GBなど性能面でプラスアルファがあるにしろ、
せいぜい15万円くらいに設定しておけば、
そっちの方が単価利益は減っても台数さばけてトータルではもっと利益も取れると思います。