やっちゃんのやさしさと、お母さんの強い愛と、向野先生のいつくしむ心と。
2007年7月13日、
フジ系全国ネットで放映された、
この本をもとにした同名のドラマをきっかけに、
本書を手にとりました。
そのドラマで、
やっちゃんのお母さんを演じた森昌子さんは、
くしくもその29年前の1978(昭和53)年3月10日、
やはりフジ系でオンエアされた『小川宏ショー』の中で、
やっちゃんの遺した詩に遠藤実さんが曲をつけたものを歌い、
それが大きな反響を呼んでいたのでした。

やっちゃんは、
森昌子さんの大ファンだったそうです。


それにしても、
これはなんと胸に迫る本なのでしょうか。

いつもなら、
こうした類のお話のことを「ケッ!」などと思っていたに違いない自分が、
ページをめくりながら、
泣けて泣けてしかたなかったのです。

やっちゃん、
そしてお母さんはじめご家族が背負った荷物はあまりにも重く、
とりわけ街に出た時、
見知らぬ人々から浴びせられた心ない視線や言葉は、
どれほどやっちゃんやお母さんを傷つけたことでしょう。
けれど、
そんな中でもお互いを思いやる気持ちは決して忘れなかったということが、
やっちゃんの書いた詩、
そしてそれにつらなる、
お母さんの書いた詩のことばの中に、
あらわれていると思います。
やっちゃんの通った養護学校の教師として、
その営みを見つめてきた向野(こうの)さんは、
あくまで落ちついた、
やさしい語り口で、
共に歩んだ日々を綴っています。

ぜひ、
できるだけたくさんの方に読んでいただきたい1冊です。


最後に。

今これをお読みになっている、
すべての方にお願いです。

ハンデのある人を街で見かけても、
決してジロジロ見つめたりしないでほしいのです。

その何気ない視線が、
どれだけ当事者たちのこころを傷つけていることか。

そして、
版元のみなさんにお願いします。

このすばらしい本が、
途切れることなく読みつがれていくよう、
どうか末長く、
よろしくお願い申し上げます。
お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい (扶桑社文庫)

その他の感想

暇潰しにはいい
貼るのが難しい。
☆一つも付けたくない
ゲーム中の機体とはちがう
ご参考までに
読者目線でとても参考になります
さすがダイワ
おおおこんなものかw
サイズは直径7cmのマフィン型にぴったりで、マフィンを焼いて剥がすときもくっつくことなく、綺麗に剥がせます☆買ってよかった
近くで見ると造形は出来がいい。
2017年の紅白行けそう
帯に短しタスキに長し
模型用として
小型ガス缶を使用の方はほぼ、必携です。
微妙かも
恥ずかしいゲーム
さすがタイガーの製品
USサイズです、ご注意を
屑だ―何もかもと同じように
意外と書き込みも早かった
もう何十本とリピートしています。
「ひとり時間」と「みんな時間」のバランスを考えさせられる本
神秘主義思想とスコラ哲学とが並存したイスラーム世界への扉
スキンケア勉強本
まさに書きあぐねている人のための本だと思います
期待したほどではない
英語学・英語教育学で勉強している人におススメ!!!
覚悟を決めれる本。
悪い意味で安定しているメーカー
戻る