愛国心と国際協力は両立する
 表題から連想されるように、
アフリカ諸国・アフガン・東チモールで活躍した著者が、
自らの経験をもとにNGOや国連等、
国際協力業界の内幕、
さらには国連外交の裏話を赤裸々に語っていく。
「アフリカ人の命は先進国の命より軽い」「自衛隊の海外派遣は国内政局のため」「日本のイラク援助はイラク人ではなくアメリカ人のため」等、
なかなかショッキングな話だ。
しかし「愛国心と世界平和のための国際協力は両立する。
」というナイーブなまでの理想を語って締めくくっているように単なる暴露本ではない。


 それにしても、
途上国への援助は「セーフティネット」だという主張には納得させられた。
欧米人は、
産業革命以降、
自分たちのグローバル市場経済を発展させるため、
必然的に途上国の資源や労働力を搾取してきた歴史から、
先進国の経済発展にとっても、
途上国の底辺の人たちが死なない程度の「セーフティネット」を構築することが必要だということを経験的に学んできた。
だからこそ、
途上国を援助するNGO団体に多額の寄付をするのだ。
経済発展が「追い付け追い越せ」という、
欧米との比較の枠組みでしか語られなかった日本で、
寄付金が集まらないことはある意味しかたないと言えよう。


 日本で「国際貢献」というと、
国益(自分たちの利益)にはならないけど、
世界全体の利益にはなるというニュアンスで語られがちだ。
欧米では逆に、
途上国におけるセーフティネットの構築(世界全体の利益)がそのまま自分たちの利益にもなるという解釈なので、
「国際貢献」という国益との対立をにおわせる概念を用いる必要がないのだそうだ。
そこで「愛国心(国益)と国際協力(世界全体の利益)は両立する」という最後の一文が生きてくる。
本書は、
現実と理想のバランスがよくとれていて、
特に国際関係を学ぶ若者にお勧めしたい。
国際貢献のウソ (ちくまプリマー新書)

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