どうした、ケラケラ

最近は千葉銀行のCMソングをはじめとして、
様々な場所で耳にすることが増えたケラケラの3枚目のアルバム。

でしたが、
うーん期待はずれ。


今回のアルバムは前回の「ケラケラリアット」に続きアップテンポな曲を中心に、
全13曲が収録されていますが、
そのうちの9曲が既出の曲という、
デビュー当時からCDを買って来たファンにとっては些か物足らない内容。

新たに収録された4曲についても、
過去のアルバム収録曲みたいに何度も聞きたくなる、
口ずさみたくなるようなインパクトのある曲はなく、
不完全燃焼です。

唯一良かったなと思う曲は、
「スターラブレイション」のアレンジバージョン。
これはファンなら必聴、
原曲よりも更に明るい曲に仕上がっています。


その「スターラブレイション」を始めとするアップテンポな名曲や「友達のフリ」のような心に響くバラードでデビュー初年から知名度を上げたケラケラ。
その黎明期のインパクトに魅せられてCDを買い、
ライブに足を運び、
ここまで追いかけてきましたが、
今回のアルバムには疑問を抱かざるを得ません。

つい数週間前にシングルをリリースしたばかりのこのタイミングに、
果たしてこんなに中身の薄いアルバムをわざわざ出す必要があったのでしょうか？

今年の紅白だって狙えると信じていました。
それくらい実力があると思っています。

しかし、
いかんせん曲の売り方が悪すぎます。

メンバーの3人はあと2年で30歳、
ただでさえ遅咲きのユニットなのに、
このままだとこれからもずっと、
学祭やショッピングモールの客寄せパンダで終わってしまいます。


ケラケラに魅せられ、
ずっとここまで応援してきたファンはいま「スターラブレイション」を聞きながら泣いています。


どうか、
これ以上ファンを失望させないで下さい。


本当は☆1つですが、
かつての勢いを取り戻してくれることを期待して☆2つで。