とにかくコンパクト！

盛んに Webで宣伝攻勢をかけてきている COOLPIX S02 ミラーシルバーを Amazonのタイムセールで 8,423円送料無料で購入した。


胸ポケットに入れておいて、
いつでも使える「記録」アイテムがあるといいな、
とは思っていたけれど、
将来 iPhoneを持つようになれば、
その用は足りる。


ほとんど衝動買いとも言えるそのモチベーションになったのは、
名刺よりも小さなボディーサイズと鏡面仕上げの高級感、
それに何と言っても 9,000円を切った実売価格だった。


鏡面仕上げのフィニッシュは、
iPod Touchのそれには遠く及ばないものの、
安っぽさは感じられない。


1317万画素 1/3.1型原色 CMOSセンサーを備えており、
静止画と、
ステレオ音声・フルHD(30p)の動画が撮影できる。
スペックと機能は他の同クラスのコンパクトデジカメに劣らないものの、
徹底した小型化により、
使い勝手を犠牲にしている部分があるのは否めない。


バッテリーは交換不可の内蔵リチウムイオンのみとしてコネクターを省略している。
メモリーも内蔵の 7.3GBのみで、
micro SDカードなどのスロットは備えていない。
USB端子は、
超小型の mini 8-pin平型だ。
ボディーの外から直接操作できるのは 3つのボタンと 1つのレバーのみ。
このカメラには三脚ネジ穴さえもなく、
完全に手持ちスタンドアローンでの使用が想定されている。


起動もオートフォーカスも機敏で、
事前に設定さえしておけば、
パワーボタンに反応して直ちに撮影可能な状態になる。


シャッターボタンは剛性・クリック感に乏しい。
このため、
小さなボディーの割にストロークが深く重く感じられてしまう。
三脚に固定することもできないし、
小さくてホールドしにくい上にシャッターのリモート操作ができないので、
手振れが心配だ。


使い勝手では、
取得した動画・静止画ファイルの取り込みに不自由を感じる。
カメラ をUSBケーブルで接続しただけでは、
カメラ内蔵の 7.3GBメモリーが