リスクマネジメント対応版の対訳・審査員必携

IRCA　ISO27001/2005の審査資保有者ですが、
資格グレードアップのために購入です。

（9001、
14001の審査資格も維持しています）

このタイプの対訳本は、
どうしても英語原文を参照して規格解釈が必要になることが
多いので、
必ず購入していますが、
どうしても高価なのと、
ポケット版なので文字が
小さいのが難点です。


JIS Q 27001/2014もA4判を購入しましたが、
9001に必ず9004の参照が必要だったように

・JIS Q 27000（用語集）
・JIS Q 27002（実践のための規範）

も、
併せて必携とは思います。


また、
ISO19011も地味ながら非常に重要なのですが、
これもISO19001/2002(JISは2003）
から、
2011（JISでは2012）に改訂されているのを知っておく必要はあろうかと思います。


これらの条文比較は地道ながらきちんと追跡しておかないと（非常に手間がかかるので
私はスクールの卒業生フォーラムや有効化研究会に参加していますが）、
ISO31000/2009
のリスクマネジメント規格を受けての改正は審査・監査の方法・立ち位置を大きく変える
（単なる合否判定からパフォーマンス測定的要素が審査側に思考として求められる）もの
なので、
避けて通ることはできません。


逆に言えば、
ISO規格が自己宣言的保証のツールから、
真にマネジメントツールへの脱皮期
にかかっている（今までは、
「継続的改善」へ、
という、
やや曖昧なアプローチはあった）
と言う意味でもマイルストン的存在です。