ロック史に残るフラッグシップアルバムのリマスター

M1,8といったダーティで混沌とした確信犯的サウンドからM4のような
クリアなサウンドまでを網羅した音の万華鏡ともいえるアルバムで
サウンドクリエーターとしてのジミー・ペイジの本領がいかんなく
発揮されたロック史上に燦然と輝く傑作。


今回もDisc2にのみ言及したい。


1.Black Dog (Basic Track With Guitar Overdubs)
効果音なしにいきなりボーカルから始まり、
リードソロのないテイク。

エンディングのプラントのアドリブも異なる。


2.Rock And Roll (Alternate Mix)
ほとんど正規テイクとの違いが判らない。

強いて挙げるならブリッジ部のベースが前に出ていない。


3.The Battle Of Evermore (MandolinGuitar Mix From Headley Grange)
本編より1分半以上短いボーカルレストラック。


4.Stairway To Heaven (Sunset Sound Mix)
左チャンネルから聴こえるイントロのアコギが右チャンネルからになり
フルートが右から左に逆転しており、
全体的に音圧がやや低くマイルドな仕上がり。


5.Misty Mountain Hop (Alternate Mix)
ちょい長尺でこの曲もベースが抑え気味のミックス。


6.Four Sticks (Alternate Mix)
ジミー？のカウントで始まるテイクで本編より荒削りで音圧も高く
迫力のあるミックス。


7.Going To California (MandolinGuitar Mix)
冒頭のプラントのブレスは聴こえるボーカルレステイク。


8.When The Levee Breaks (Alternate UK Mix)
ブリッジ部のリードギターがないテイク。