アスペルガー症候群という名称は消え、自閉症スペクトラム障害という名称に統一された

コンパクト版。

アメリカに右に倣えの日本の精神医学界。

米国の精神医学会がどんな診断基準の改訂を行ったか確認が必要である。

おそらく、
この改訂に右に倣えとなるからである。


重要なのは自閉症。

広汎性発達障害も、
非定型自閉症も、
アスペルガー症候群も
これらの名称は全て消えAutisum Spectrum Dosorder
自閉症スペクトラム障害という名称に統一された。

重いカナータイプの自閉症から、
症状の薄い（困難も薄いという意味ではない）高機能自閉症、
アスペルガー、

更には平均発達者までを連続体と捉え、
そのグラデーションがある状態であるという説がとられたのである。


それにともなって診断基準は
・社会性の障害
・こだわり行動
の2つとなり、
コミュニケーションの障害（言葉の障害）は削除されている。

機能自閉症やアスペルガーには、
言葉の障害はないものも多いからである。