待ちに待った「普通の」Bluetoothキーボード

同じエレコムのTK-FBM036BKが噂通り電池ボックス崩壊を起こしたため購入。


とにかくBluetoothキーボードというのは、
前衛的な配列のキーボードばかり。
英語配列のキーに無理矢理日本語配列を割り振ったものはまだマシなほうで、
中にはオリジナルなのに変態的な配置になっていることも少なくありません。
また携帯性を重視した結果、
指がくっつくようなピッチでタイプさせられたり、
一列まるごとどこかに消えてしまったりするのも見受けられます。

国内メーカー製サブノートは、
86~87キーという横並びなキー配列（Fn＋上下左右の挙動も含めて）を持ち、
有線接続やドングル方式の無線キーボードではそれにほぼ従った配列のものがあるにも関わらず、
なぜかBluetoothキーボードでは芸術性を発揮しまくっているという状況でした。

そこへようやく登場したのが本製品で、
なぜ他に存在しないのかと思うほど典型的なキー配列をしています。

しかし国内大型家電店では置いていないところも多く、
まったくレビューがないため、
突撃する気持ちで購入しました。

まだ使用し始めて２日ですが、
製品Webや画像ではわからないようなところに重点を置いてレビューします。


・カバー
ウリである折りたたみ式のカバーですが、
弱い磁石が仕込んであります。
スタンドにしたときの背の部分、
つまりカバーが重なっているところは磁石でくっついています。
カバーを閉じたときに、
ゆるくキーボード本体とくっつくため、
そこそこのずれ防止になり、
まあまあ便利です。

ただしバチンとくっつくのを防ぐためか磁石自体は弱く、
自慢のスタンドに力をかけると簡単に磁石が離れて分解します。
製品Webで縦置きして画面を操作するなという注意書きがあるのはそのためだと思います。

当方Surface Pro 2で使用していますが、
横置きでもタッチ操作によって分解します。
カバーを組み立てず使用するか、
壁に押し当てて分解しないように使う必要があります。


・剛性
見たままという印象。
過剰な期待は禁物。
がんばっていると思います。

チルト機構がないので打ちにくく感じることはありますが、
携帯性を考えると現実的ではないです。