飯島勲 「『日本外交』を外務省に任せておけるか! 」
巻頭の「緊急特別インタビュー」は安倍総理の「内閣参与・特命担当」を務める飯島勲である。
聞き手は、
櫻井よしこである。

日本外交には、
外務省を通じて行う外交と「官邸外交」がある。
普段の窓口のやりとりは外務省に任せて置いて良いが、
アメリカ、
中国、
北朝鮮などの機微に触れる外交は、
「官邸」が直接やる。
そのことを飯島は「外交官による外交と政治的な外交は違います」という表現で語る。
一般外交でも「中南米、
中近東、
アフリカ等々、
ODAを含め、
必ず言われることが『日本は結論が出るのが遅すぎる』ということです」。
役所に任せて置けば、
臨機応変に動く他国に出し抜かれてしまう。
ここ20年間の中国のアフリカ進出は凄まじいものがあったが、
デフレ経済で日本外交が受け身で内向きになっている間に、
いつの間にか日本が世界の中での存在感を失っていた。
安倍は、
総理就任後22カ国を訪問したが、
それは、
この「外交空白を埋める旅」だったのではないか。

飯島が官邸に入って最初にやった仕事が、
民主党政権3年3ヶ月の間に生じた「官邸危機」の払拭である。
鳩山、
菅は、
官邸に出入りできるカードを1300枚も乱発した。
鳴霞が「中国のスパイ」(飛鳥新社)で書いているが、
白昼、
中国の軍人が堂々と出入りしていた。
飯島が着任早々テレビで語ったところでは、
「左翼関係者が80人、
中には前科者もいた」という。
官邸に盗聴器が取り付けられていないか、
危険物が隠されていないか。
いずれにせよ、
民主党政権の間に「官邸の機能」は中国、
アメリカ、
潜在的テロリスト国家に丸裸にされてしまっただろうから、
セキュリティの修復に時間はかかる。

飯島は、
小泉総理、
靖国参拝の裏側に言及する。
2001年の夏、
小泉が8月15日に「靖国参拝」する予定が、
10日頃に漏れて、
騒ぎがはじまった。
このとき、
外務省に漏れることが分かっていてリークした警察庁出身の秘書官がいた。
飯島が雑誌に実名を挙げて書いたように、
これは現在「みんなの党」参院議員、
小野次郎のことだろう。

13日に、
国務委員の唐家せんから官邸に電話があり「今日(13日)行くんだったら中国は何も言わない」と連絡があった。
ところが、
実際に小泉が前倒ししてその日に参拝すると、
その夕方から中国は猛反発、
大げさな非難の大合唱が始まり、
それに「朝日」や「NHK」が唱和した。
WiLL (ウィル) 2013年 11月号 [雑誌]

その他の感想

テクニックはすごいが、本の作りが不親切
交換スペア用として購入したました。
添田
作るのが大変過ぎました
この機種に買い換えました。
文体に時代を感じた
great book! already farting less :D
利用が重なること確かです
やっと見つけた不満の少ないPCコントローラー
カープ、カープ、カープ♪
残念!笑えなかった。
「瞬身の術」最高!!
格好いいですね。
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