分かり易く面白い村山斉氏の宇宙論。何を読むか?どの順番で読むか?選択肢は色々あり
最近、
やたらと村山斉氏の著書が出ている。
2010年9月以降、
これが4冊目であり、
この間の村山斉氏の著作歴を辿ってみると、
まるで小説業界の売れっ子作家を見ているようだ。
4冊の出版社は全て異なっており、
宇宙論の入門書の中では図抜けた分かり易さと面白さを誇り、
1冊目で「新書大賞2011」の大賞を受賞した村山斉氏の著書を、
各社が我も我もとほしがっている感があるのだ。
 

4冊のタイトルには、
いずれも「宇宙」という文言が入っており、
こうなると、
読む方としては、
内容がバッティングしているのではないかということが気になる。
私は、
4冊中、
定価が最も高い「宇宙に終わりはあるのか?−素粒子が解き明かす宇宙の歴史」を除いた3冊を読んでみたのだが、
さすがに後発の出版社は、
この辺のことはちゃんと心得て作っているようだ。


具体的にいえば、
1冊目の「宇宙は何でできているのか」は完全に素粒子論がメインになっているのに対し、
3冊目の「宇宙は本当にひとつなのか」は、
ほぼ宇宙論に特化されている。
そして、
この4冊目はといえば、
「第六章 「四つの力」と素粒子の標準模型」などで素粒子論に触れているという点で両書の中間を行っているというだけでなく、
「第一章 地上と同じ物理法則が、
宇宙でも通用する」から「第三章 惑星の不思議」までは、
宇宙論の序の口といった感があり、
全体的に、
内容が前2冊よりは、
一層浅く、
平易になっているのだ。
 

そんなわけで、
村山斉氏の著書を全く読んだことがないという人が何を読むか?どの順番で読むかの選択肢は、
色々あると思う。
素粒子論に関心がない人は、
本書から「宇宙は本当にひとつなのか」に入るか、
あるいは、
「宇宙は本当にひとつなのか」1冊だけでも十分だと思う。
素粒子論にも関心のある人は、
まず、
「宇宙は何でできているのか」で素粒子論を学び、
その後で、
本書から「宇宙は本当にひとつなのか」に入るか、
直接、
「宇宙は本当にひとつなのか」に入って宇宙論を学ぶといった順番で読まれることをお勧めしたい。
少なくとも「宇宙は本当にひとつなのか」をすでに読んでいる人は、
あえて本書を読む必要性は全くないと思う。
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