普遍的でも透明でもない西洋入門
  聖心女子大学の「心」は臓器としての心臓であり、
聖なる遺物であるという。
また聖者ならぬデカルトの頭蓋骨がパリの博物館に飾られ、
ベンサムの頭部のミイラ(写真は必見)も義眼を嵌められて近頃まで展示されていたそうだ。
著者はミイラの並ぶシチリアの修道院を訪れては、
広場で娘さんと生ウニをたべるといった旅をしながら、
論ずるというよりは語りかけてくる。


 「西洋近代知の暗部をめぐる旅」という副題にもあるとおり、
西洋近代の合理性に収まらない情念を、
この本は暗示している。
火葬・土葬は別として、
日本人は土にもどるのだろう。
もしくは、
煙、
また雲にでもなるのだろうか。
残るものとては情感のうちで薄れていく回想だけのように思う。
それに対して、
骨・内臓・皮膚という肉体・形骸に執着する西洋の姿は、
私には異様なものだった。


 この書で描かれる猟奇の多くは、
一見メメント・モリという宗教的側面、
人体の分析という科学的側面へと還元できるかのように見える。
しかし、
読み進んでいくうちにそう単純ではないことが分かる。
死体・畸形への好奇、
性的な視線、
解剖学的な情熱、
バロック的な美意識、
カトリックの信仰、
狩猟民族の本能、
そういったものがないまぜになっているのだ。
著者はその西洋固有の土俗を溢れるような挿話と写真によって実感させようとする。


著者は知、
そして表象を素直に楽しんでいる。
衒学的とは言うまい。
猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅

その他の感想

基本の基本から
パーフェクトガイドと言うよりは最速攻略本
意外に詳しい
ルナソルで一番!
朝日新聞、いいえジャーナリストの限界でしょう
SSD GOOD
ナビ
心優しいドロボービル
抜き差しならぬ選択。
■トレーニング理論の最高傑作(★は10くらいの価値があります)■
本格的学術書ではないが絵本でもなく、この時代のファンにはぴったり。
☆おすすめ~☆
使用して感じた事
星ドラはイマイチですが、
サイズは忠実に!
イマイチ!!
不安になるときの保険として◎
お得なのかな!?
待った甲斐があった
茶葉の味もいい
トリロジーを整理してみると…
スッキリとした後味
【なんで寝てる俺のちんこ舐めたの?(大弥)】
16歳まで生きのびて
さすがに最初は重くて散布が大変です
シガレットケース用
基本性能が優れている
割れない
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