こんなに登場人物がいたなんて

ムーミンにこんなに登場人物がいたなんて驚きました。

しかもおなじみだったはずのムーミンパパやママにも意外な一面があることもわかって二度ビックリ。
著者のハッポネンさんのムーミン研究の奥深さに感心させられました。

この本でムーミンキャラクター一人ひとりを鋭く深く分析しているのを読んでいたら「どの登場人物も個性豊かなのに『いるいる、
こんな人！』と思わず叫んでしまうくらいリアルなのは、
きっとヤンソンさんが周りに実在した人たちを観察しながらキャラクターを作り上げていったからなんだろう」ということにまで想像が広がっていきました。

「今日の自分はミムラ姉さんみたいだったな」なんて一日を振り返るのも楽しかったです。
未邦訳のコミックというのも早く読んでみたいと思いました。