来日に合わせてフランキー・ヴァリの1stソロアルバムが出ました！！

　フォー・シーズンズは1960年代に活躍したアメリカのロック・グループです。
名プロデューサー、
ボブ・クリューのもとで1962年以降、
シェリー、
恋のやせがまん、
恋のハリキリ・ボーイ　などの’’ヒットを連発します。
いずれもリード・ヴォーカル、
フランキー・ヴァリのファルセッット・ヴォイスを全面的に押し出したものです・・・私もリアル・タイムでこれらの曲を聴いていました・・・。

　そして、
1965年頃から、
グループとしての活動と並行して、
ソロとしても活躍し、
君の瞳に恋してる、
瞳の面影、
グリース、
などのヒットを放ちます。

　本アルバムは、
そんなフランキー・ヴァリのファースト・ソロ・アルバムで、
1967年にリリースされました。
当然、
曲の選択、
プロデュースは、
ボブ・クリューが担当しています。
全10曲収録されていて、
ボーナス・トラック等は収録されていません。

　1：恋のヴァレンタイン、
My　Funny　Valentine　といったほうがピンときますが、
有名な・スタンダード・ナンバーです。
私はチェット・ベイカーのアンニュイな歌唱が好きですが、
フランキー・ヴァリは、
リズムに乗って、
やや絶叫的に歌っています。

　2：バック・コーラス入りで、
リズムに乗って軽やかに歌っています。
　　　3：スロー・バラードです。

　4：シークレット・ラヴ、
有名なスタンダード・ナンバー、
元々は、
ミュージカル「カラミティ・ジェーン」でドリス・ディが歌いました（女性の歌ですね！）フランキー・ヴァリは少し変わったアレンジで、
リズミカルに歌っています。

　5：君の瞳に恋してる、
御存知大ヒット曲、
昔、
ディスコの定番ソングでした。
懐かしい！！！！！！　　　6：マイ・マザーズ・アイズ、
スロー・バラード、
自身のデヴュー曲のリメイクです。

　7：太陽はもう輝かない、
なんとオリジナルは、
フランキー・ヴァリだったんですね！私はウォーカー・ブラザースがこの曲を歌っているのを聴いて、
即、
大ファンになりました。
しかし、
これはどう考えてもウォーカー・ブラザーズの勝ちですね！！
　10：ユアー・レディー・ナウ、
女性コーラスとの掛け合いが楽しいです。