GIANT KILLING
個人の意識の変革で、
チームが劇的に変わるということは、
殆どの場合ないように思います。
テクニックやスピード等がレベルアップするわけではありませんし、
選手が格段に上手くなる訳ではない。
メンタリティがいくら変わろうと、
体力が増える訳でも、
勿論ない。

ただ、
チームプレイの中で相手との相性を見ながら自分の仕事を徹底的に詰めること、
自己犠牲によって全体に貢献することによって流れを自チームに引き寄せたり、
相手の良さを消す事はできます。
加えて、
より良いプレイをするための要求や個人の超人的なワンプレイにチーム全体、
あるいは会場全体が乗るというのは実際にある話で、
その追い風を巧みに捉えて自分たちのものにする力を、
あるいは追い風を終わらせない様なゲームへのメンタリティというものは必要となってくる。
そんな様子を、
今巻の各場面に読むことができました。
一人少ないという劣勢の中、
出来過ぎのきらいがありますが、
良くも悪くもサッカーには往々にしてこのようなゲームがあります。
つまり、
ETUの側が逆の立場にあることも考えられます。
ですが、
この試合にあっては、
追い風、
流れ、
チームの時間を手放さなかった。
流れが途切れかけた時、
個人個人がそれを取り戻す力を発揮した。
作者の意図がそうしたという点は確かにあると思いますが、
一方で現実の、
一回のゲームで勝敗が決まるという厳しさの中、
どのスポーツでもこのような力強い流れと劇的な展開、
大逆点劇や終盤の得点ラッシュ等を、
毎回ではないものの、
見る事ができます。

名古屋戦後、
どのような展開になるのか、
大阪とのビッグマッチをどう戦うのか、
非常に期待出来る内容だったのではないでしょうか。
巻末の達海の台詞は迫力と予感に満ちています。
ジャイアントキリングというタイトルの、
その醍醐味の詰まった一戦だったように思います。


一つ。

同点ゴールを決めた後の、
一瞬の静寂、
ヘディングのまま勢い余ってゴールネットに突っ込み、
ゴール裏からの観客の歓声を浴びる夏木の、
異様な格好良さはプロサッカーの肝をコミックに巧みに落とし込んでいるように感じられました。
いやぁ、
あの描写は良いですね!スタジアムに行きたくなりました。
GIANT KILLING(33) (モーニング KC)

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