ダイソーの216円商品の検査失格品と思われます。

自分も興味があり、
２個買ってみました。

１個は通電はしましたが充電出来るほどの出力が無く、
もう１個は出力がほぼゼロでした。


で、
分解してみました。

基盤のパターンや部品などから、
ダイソーで216円で売っている品物と同じものと思われます。


テスターやオシロ、
アナライザーを使って調べてみましたところ、

ダイソー品に比べて電圧が足りなかったり、
出力が安定しなかったりします。

おそらくダイソー品と同じか関連した工場で作られたもので、
出荷前検査で失格した品物でしょう。

それを直接または廃棄業者から引き取ってきて、
外装だけ純正品と同じようなものに変えたものを仕入れ、
売っているものと思われます。


皆さんが購入してしまった経緯ですが、
以下のようになると思います。


１．Amazonに安価で出品する(Amazonは、
法律に違反していない限り、
商品の適正は検査しません)
２．サクラが高評価を大量に書き込む。

３．注文が殺到するが、
出荷まで少し時間を置き、
ある程度注文がたまるのを待つ。

４．一斉に出荷し、
評価で酷評が書かれても、
同じ数だけサクラが高評価を書き込む。

　（星１と同じ数だけ星５を書き込めば相殺されますので）
５．いいかげん売れなくなったら、
写真を撮りなおして別のアカウントで別の価格で再出品する。


これは、
eBayやヤフオクでも行われている手法で、
この手法自体が「情報商材」として２万円程度で売られています。

それによると、
「返品や返金を申し出るのが面倒なくらいの微妙な価格設定」がポイントだそうです。


粗悪品かもしれない品物を、
例えば10個買って、
そのうちいくつ使えたから得した損したと言うのは、
買い物ではありません。

それはギャンブルって言うんです。


お金を出すのですから、
安いほうが良いに決まってます。
しかし出費に見合う結果が達成されなければ意味がありません。

「安物買いの銭失い」をみんなが続けていると、
いつか市場に粗悪品しか無くなってしまうと思いますよ。