そういわれてみれば、確かに、どこからやってくるのだろう
日本の露天商(「テキヤ」「香具師」)は一人前になればそれぞれ個人事業主ではあるものの、
その一方でどこの地域でもみんな何らかの同業者組合に属していることが普通だそうだ。
それぞれの集団にはそれぞれ縄張りがあり慣習がある。
ただし、
その土地の団体に挨拶すれば遠方から来た露天商でも場所を割り当ててもらえる。
同業者集団の正規構成員には男性しかなれず、
女性は構成員の関係者として商売をする。
親分と子分の関係が現在でも生きており、
それは頼りになる一方で窮屈なときもある。
ただ、
間口は広く、
テキヤになることを希望すれば過去をいとわずに受け入れる文化がある。
今は名刺だが、
かつては自分なりの口上を覚えて他の土地で商売をするときにはそれで挨拶をした。


古くは神農信仰と結びつき、
江戸時代には屋台文化を形成し、
終戦直後は闇市を支え、
公権力と結びつきながら治安を守るのにも一役買った。
ただ、
テキヤはその性格上、
口頭伝承が多く、
紙に残された記録は少ない。


テキヤは意外に身近な存在で、
要するに地元の商売人であることが多い。
ただし、
「商売人7割、
やXざ3割」といわれるように、
その筋との結びつきやグレーゾーンというのは暗黙の了解としてかつては普通にあった。
現代のようにそのようなかかわりは絶対許さないという風潮が強い社会においてはその辺は変化せざるをえないようだ。


難しい本ではなく、
分量も少なめ。
予想よりあっさりした内容だった。
たずねてもなかなか話してくれないそうだが、
テキヤひとりひとりの人生がリアルに見えてくるような具体的なエピソードがもう少しあってもよかったかもしれない。
テキヤはどこからやってくるのか?~露店商いの近現代を辿る~ (光文社新書)

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