ザッポスと石巻、そして「想い」の繋がりに敬服しました。

著者の島さんとは、
ザッポスを通じての友人であり、
ジャッポスというコミュニティを作った仲間でもありますが、

今回の著書は、
ザッポスだけでなく、
石巻での出来事と人が集まるという事実を通じての集客論に敬服しました。


集客とは「 attracting customers 」⇒「客を集める」ではなｋ、
「客が集まる」という発想は流石ですね。


ＣＳ（顧客満足）の前にＥＳ（従業員満足）ということは、
私も唱えており、

かつ「ロイヤルカスタマーを作る」という発想ではなく、
販売者側が顧客にとっての「ロイヤルサプライヤーになる」
という発想は島さんと同じ方向性であり、
共感しているですが、

本書を読んで、
島さんの分析・洞察は、
なるほど、
そこまで掘り下げておられたのか
と私のはるか上を行かれていると尊敬の念が高まりました。


また、
ザッポスだけの[熱狂顧客」作りだけでなく、

石巻での実体験、
実際に身をもって集まってきた人々のなぜかを体感されたこと、

また、
街づくり、
マズローの法則、
そしてＰＥＡＫ理論の展開など、

今までにはない切り口でとても新鮮であり、
かつ、

経営者の方に是非読んでいただきたい書籍だと推薦します。


ただ、
中小企業の経営者の方は得てして、

目先の利益、
目先の集客だけを求められる傾向が強いと思いますが
短期的視点では、
本当の意味の熱狂顧客というものは得られないと思います。


島さん、
素晴らしい書籍をありがとうございました。

読み終えてとてもすがすがしい気持ちです。
感謝します。