拍手の中に含まれる微妙な表現をオモシロ分析
「拍手のルール」というタイトルから、
拍手のタイミングなどクラシック音楽のマナー解説を想像しましたが、
さすが茂木大輔さんだけに、
一ひねりも二ひねりも! まず「拍手とは音量の大小、
音程の高低、
密度の密疎の3要素のかけあわせによって三次元的に変化する」と論文調で解説しています。
「拍手の音量は拍手者の対外的表現意欲に比例する」「拍手の音程は拍手者の感動の表面性に比例する」「拍手の密度は拍手者の興奮度に比例する」といったぐあい。


拍手をこんな風に真面目にしかもユーモアをまじえて分析・解説するなんて、
茂木さんの面目躍如です。
「ここで観察したいことは拍手分布である。
全員が同じような拍手をしている(統一的)か、
かなり様々な拍手がブレンドされているか、
それらが相互に影響を与えあっているか、
というところに『聴衆の質』を看破することができる」だなんてプロ演奏者の凄みさえ感じるし、
「次第に夜が明けてゆくように始まる拍手には感動的な表情がある」なんていう一文には、
素敵なコンサートの情景を思い出してじーんときました。
聴衆の拍手の中に含まれる多彩で微妙な表現を、
音楽的な耳と感性を駆使してオモシロく分析してあります。
もしかして拍手もまた、
一つの音楽なのかもしれないなあと思わされました。


第三章「拍手のルール」の目次は:個別拍手音とその表現内容/集合拍手音の形成/拍手のタイミング/付加的・例外的喝采について/フライング拍手、
フライングばぼー/フライング拍手防止法の提言/拍手の国民性/拍手の音楽史/他のジャンルの拍手観察

↑これだけでもじゅうぶん盛りだくさんですが、
他に、
指揮者式手記、
名曲の曲名、
調は曲の血液型、
交響曲にかんするエッセイ……など面白くてタメになる内容が満載です。
茂木ファンならずとも、
クラシック音楽に興味のある方におすすめです。


 
拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術 (中公文庫)

その他の感想

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